猿猴取月さんとモバ友になろう！
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- 2015/2/5 21:03
- 作行。朔考。
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- ある地に一匹の猿の王様が居ました。
ふと井戸を見た時に、淡く写った月を見初めました。
毎夜毎晩、明るくなる月を愛で褒め讃えました。
井戸の月は明るく満ち、猿の王は多いに喜びました。
しかし月は徐々に欠け、猿王はそれを汚く罵りました。
いつしか月は水を照らす淡い光りさえ失い、王は暗闇の中で罵った事を後悔しました。
猿王は涙しながらに、最後に見取った小さな月で良い…本当は。。。王は、淡ゆい姿を追い求め…井戸の底を探しました…深く…深く…ずっとずっと深くに。。。
今も水面の月は満ち欠けをしているのに。
つまらん。
- ある地に一匹の猿の王様が居ました。
