かどまさんとモバ友になろう!
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- 2011/3/18 0:46
- 地震その後のその後
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- ここ仙台は雪に見舞われ、現在アイスバーンとなっており、救援に来ていただいた方が冬道の運転に慣れていないのではと心配です。暖が取れない場所に住まわれている方も心配です。
現在、津波の被害のあった地域での復旧作業にあたっています。報道で知っていたので覚悟していたのですが、仙台港近辺の惨状に愕然としました。
潮と泥と瓦礫の臭いが映像では伝わらないことを実感しました。車が鉄くずとなって累々と積み重なり、その周囲には瓦礫が堆く積み重なっています。自衛隊の車や緊急車両のみが通行を許された地域はまさに地獄絵図です。
一方、仙台市中心部はガソリンと食料を求める人が長蛇の列を作っています。この雪の中、赤ん坊を抱えた母親が並んでいる姿を見ると胸が痛くなります。自分勝手で思いやりのない母親の資格がないような人間がたくさんいる世の中だと思っていましたが、やっぱりそんな母親ばかりでもないよなと思いました。被災地ではきっと多くの人々が家族の有難味を再確認し、これまでの自分の行いを反省した人も少なくないでしょう。
社会不安が広がり、閉店している店からの略奪行為も起き始めました。これ以上の治安の悪化が心配です。
私の業務は、二次災害の回避が主担務で、緊急性を要するものです。履きなれない安全靴を履いて、靴擦れしたかかとからは出血していますが、それでも瓦礫や割れたガラス、泥や雪の上を歩いて現場で作業しています。時には高所で危険な重量物を除去したり、熱湯が噴き出る場所での作業など一歩間違えれば大事に至るような作業もしています。現場では多くの人から助けを求められますが、緊急性が低いと判断すれば、より緊急性の高い現場へと移動しなければならずにその場を去らなければならず、心無い言葉を浴びせられたりしてほんとうに悔しい思いもします。また、涙を流して感謝する方もいます。
まだまだいかなければならない現場がたくさんあり、全く今のペースではいつになったら終わるのか途方に暮れてしまいますが、資格、腕力、現場経験もある自分が頑張らないといけないと自分に言い聞かせています。
交通事故で怪我した部位が、肉が一部削げて、その周囲は紫に腫れ上がり踏ん張りがきかないのですが、現場では気力でカバーできています。化膿しないようにこまめに消毒しているので心配無用です。
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- ここ仙台は雪に見舞われ、現在アイスバーンとなっており、救援に来ていただいた方が冬道の運転に慣れていないのではと心配です。暖が取れない場所に住まわれている方も心配です。