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- 2012/6/19 22:43
- 面白かった映画の感想♪と北野武(笑)
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- 「モンスター」
傑作とは作品が非常に優れている出来栄えであることを言うのなら「時計じかけのオレンジ」はどこが非常に優れてるのか全く解らん。だけど紹介文には決まって「鬼才スタンリー・キューブリック監督の描く傑作SF」。自分の見る目がないのかなと思ってしまう。
傑作とは各々心の中に秘めておけばいい。人に言い薦めるものではない。そう思ったんですが・・
モンスター、傑作です(爆)。
実在した連続殺人犯アイリーンの生涯を描いた映画なんですが・・
シャーリーズ・セロンが体重を13キロ増やしたから、見た目が似てるから凄いとかではないんだよな。見た目ではない、こうだったんではないか。というシャーリーズなりの人間アイリーンの描写がやばい。母親が父親を射さつするというシャーリーズ自身の過去が色々影響してるみたいですけど。
巧く言えないけど、そこにアイリーンがいるんです。
「2001年宇宙の旅」
「時計じかけのオレンジ」
スタンリー・キューブリックの作品を観て変な所で感動。
改めて北野武監督の凄さに気付いた。何でフランスの芸術文化勲章の最高賞、コマンドール受賞なのか少し解った気がする。
音楽家の坂本龍一の言葉を思い出した。
「誰にも解んなくたっていい。自分だけ解ればいい。これが芸術だ!・・簡単。そんな音楽を作るのは簡単。でも一般の人にも解る、皆が共感できる音楽を作るのは難しいです。イタリアで美貌の青空を演奏したら大声援でしたが何故なのか解らないです」
いつかの朝日新聞で見た記事を思い出した。
パリでの北野武展覧会を実現させたカルティエ現代美術財団エルベ・シャンデスさんの言葉。
「KITANOは芸術の見方を解放してくれる人。芸術の解放者だ」
映画の賞には今一首をかしげてしまうけど、北野武という人間への最高賞受賞に、賞にも意味や意義があるのかなと感慨深い。でも教授がオフィシエ、言ってしまえば銀メダルなのには納得がいかない!繰り上がってほしいな~。
自分だったら教授には太陽の光の王、グウィンを与えたもう!(笑)
- 「モンスター」