日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2020/1/6 21:28
- 「ABFRIDAY」1月6日年末年始号後編(11)
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- 再度、嵐のような大拍手と歓声が会場を包む中、名残惜しそうに静かに幕が下ろされていった。
鈴來 「みなさ~~ん!!! このあとは私、海老反鈴來の「年越しそばを食べながらライブ」です!!! 実は私、この度地底アイドルを卒業して地下アイドルに昇進しました~~!!! これからも応援よろしくで~~~す!!!」
津醐森「うほほほ~~い!! まさか地底アイドルを卒業されて、地下アイドルに昇進遊ばされていらっしゃったとは!! 小生、一生ついていきま~~す!!! オオオオオ!! タイガー! ファイヤー! サイバー! ファイバー!」
久瑠夢「稲垣選手! ばぁば、あなたに歌を一曲捧げます!!!
♪ゴールはここじゃない まだ終わりじゃない 止むことのない歓声~ 今日を生きるため 来年を迎えるため 誇り高きスピードでTRY!!!
(来年はあなたに全力でTRYして、そのハートをゲットしてみせますわ!!! うふふふふふふ!)」
蛍 「私ももう一曲イキま~す!!
♪わたし~は~ 大きなイチモツを食べたい~ 大きなイチモツを食べたい~~」
ぴこ 「♪ぴ~こちゃんに~ 大きな玉袋をください~ 大きな玉袋をください~~ ムーニーマンをぶち抜き~ Tバックからはみ出す~ 大きな玉袋をぴこちゃんにください~~~!!!」
その時、近くの満願寺からは「除夜の鐘」を突く音が響き渡るのが聞こえ始めた。除夜の鐘といえば、人間が抱く108つの煩悩の数だけ突かれるそうだが、ここに集っている人々の、それぞれの飽くなき煩悩はそう簡単には消せなさそうに私には感じられた。
鈴來のライブもようやく終わった早朝、屋根に開いた穴からふと空を見上げてみると、徹夜で疲れ眠りこける皆に、新年の到来を告げる初日の出の光が優しく温かく降り注いでいた。(終)
海老反・朱鈴「あけましておめでとうございます! 愛読者の皆々様、最後までお読みくださり、誠にありがとうございます! 2020年もABFRIDAYをよろしくお願いいたしま~す!!!」
- 再度、嵐のような大拍手と歓声が会場を包む中、名残惜しそうに静かに幕が下ろされていった。