まぁこスケさんとモバ友になろう!
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- 2008/11/18 0:53
- ある少女の話
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- 一人の少女が居ました
少女は
昔から男に裏切られ続け
男なんて
信じるコトが出来ませんでした
¨どうせまた体だけ¨
¨男なんてやりたいだけ¨
いつからか
少女は
そう思いはじめ
少女自身も
過ちを
繰り返すようになりました
誰とでも寝て
好きと言われれば
付き合い
捨て
そこには
愛なんてものは
ありませんでした
でも
快楽を楽しんだ後
少女は一人
いつも
泣いていました
それは
罪悪感でもあり
虚しさでもあり
哀しさでもあり
寂しさでもあり
…
そんな自分を
汚れていると
誰よりも
嘆きました
誰にも自分を
明かさない
少女は
毎日
自分の首を締め
何度も殺し
そんな日々を
過ごしていきました
自分には
幸福な結末など
ない…と
そんな
ある日
一人の男性と
少女は出会いました
その男性は
昔は
自分も最低な男だったと
初対面の少女に
話しました
嫌なコトがある度
ピアスを開けた
どこにでも…
何度も女を抱いては
捨てた
リストカットもした
俺の目つきは
誰も寄せ付けないくらい
ひどかった
少女は
決して
そんな風には見えない
男性の話しを聞き
驚きました
そして男性は
少女の頭を優しく撫で
言いました
『悩むコトは悪くない
悩むのは
先に幸せが
見えてるからなんだ
ただ
気付いていないだけなんだ
もう一度
鏡で自分の姿を
目を
見てごらん
君は
綺麗だよ』
少女は
涙が
止まりませんでした
頭に
優しく置かれた
その手は
今まで寝た
どんな男の温もりよりも
あたたかかったから…
その言葉は
今まで付き合った
どんな男の
愛してるよりも
優しかったから…
少女は
初めてそこに
幸福を
見つけました
これは
自分を嫌い続けた
ある少女の
お話でした
- 一人の少女が居ました