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- 2010/6/7 19:01
- confession
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- 最近暑くなって来ましたねー
でも今年はあの冷夏で米不足だった傾向に似てるんだってさタイ米の不味さが蘇るね
ども
我が家の米は滋賀県産、秋田や新潟の方が羨ましい米好きMACHです
久し振りの映画レビューします
今回は
『告白』
監督:中島哲也
出演:松たか子 / 岡田将生 / 木村佳乃
です
痛い程の衝撃。
脳裏に焼き付く内容。
腹に居座る恐怖。
残酷の連続。
それが映画、「告白」です。
今年最高の邦画はコレでOKでしょう。
その名の通り、主要登場人物の告白で物語を繋いで進行して行きます。
まるで原作を読み聞かされてるかの様に、淡々と台詞主体で進む。このスピード感がこの映画の真骨頂なのではないでしょうか。
それは観て居るコチラを引き込み、嫌悪させ、また引き込む。焦燥感がベタベタと取り巻きます。
勿論演技は松たか子サンを筆頭に素晴らしく…恐ろしい。中学生達もあの幼さが堪らなくはまってましたね。でも群を抜いていたのは松たか子サン。彼女が「森口優子」そのものである。
あ、岡田将生クン目当てで観るのはとてつもない間違いなので気をつけて下さいね(笑)
「下妻」「松子」や「パコ」の中島監督のテイストは封印された感はありますが、所々にセンスが光っております。
モノトーンやスローモーションを多用したビジュアルは作品を際立たせる。時折入るコミカルな表現も逆に怖いですね。
重くのしかかって来る音楽は深みを与えます。ノイズの様に入って来るエレキの音が印象的でした。
内容が内容なだけに脚本やテーマが目立ちますが、やはりこういう所も素晴らしい映画ですね。
ラスト近くの演出は神懸かってます!!
最初から最後まで負の緊張感は続くので、観終わった後はとても疲れるかと思います。そして色々考えさせると思います。
なのである程度心の準備してないと辛いかと。
後味の悪さから決してお勧めは出来ませんが、必ず観て欲しい。面白いと軽くは言えませんが大傑作。
観ないと絶対伝わらない。
そんな映画が「告白」です。
こんなに疲れたのは個人的には「誰にも言えない」を観た時以来かなー。
原作を読む以外の予備知識は余り入れない方がより鮮烈に感じるでしょうね。
年齢制限がありますがそんなもん取っ払って、多感な若者に観て欲しいなぁ。得る物は多い筈。
因みに原作とラストが違います。この違いがまた堪らない。
まだまだ書き足りませんがとにかく素晴らしい映画ですよ!!
今すぐ劇場へダッシュです!!
なんてね( ̄ー ̄)『リンク:告白』
今回は珍しくレビューだけの日記でしたとさ
- 最近暑くなって来ましたねー