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- 2009/12/15 17:48
- 怪盗ロワイヤル~SA~
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- 時は今から数十年前、3人の怪盗とロボットとの激しいバトルが繰り広げられていた。そして、彼らにこんな悲劇が襲おうなどと誰が予想できたか…。
第⑦話 SA
一瞬で戦場を炎の渦にかえた爆発…それはロボット達の攻撃だった。
しばらくすると爆発はおさまり、辺りには煙がまい何も見えない状態だった。そんな中…。
ガラガラ…。
100歳じじぃ&チョビ『ゲホッ、ゲホッ』
がれきの中から2人がでてきた。そう、彼らは放り投げられたことで運良くも直撃はまぬがれ軽傷ですんだのだ。
100歳じじぃ『ゲホッ、な、なんなんだいったい』
チョビ『いつつつ…はっ優一文字ぃー
さっきはよくもっ
』ガシッ
意識が戻ったチョビは先程の恨みからじじぃの胸ぐらをつかむ。しかし、じじぃはそれどころではなかった。
100歳じじぃ『あっ…あぁ…』
チョビ『おぃきいてるのか
てめぇ、どこ見てや…Σ(゚□゚;)』
煙が流れ視界がよくなると、そこには東京のビルの上にある「う○こ」並みにデカい穴があいていた。
チョビ『なっ俺が気絶してるうちに何があったんだよ
……ぉ、おい、SAは、SAはどうしたんだよ
』
あまりの状況の変化に驚きながらもSAがいないことに気付きじじぃに問いただす。が、その問に答えることもなく、じじぃの見開いた目からは涙がこぼれるだけだった。
チョビ『おいなんとかいえよ
SAはどこにいんだよ
くそったれがぁー
』
チョビはさらに問いつめるがじじぃの涙で何かを悟った。次第に胸ぐらをつかんだチョビの手は力が抜け崩れ落ちる。そしてチョビの目にも涙がにじみ出てきていた。
チョビ『…俺が…俺がおとりになるから…2人は逃げろって言ったじゃねーかよ…なのに…なんで…なんでだよ…』
と、その時ー
ガラガラ…ボコッ。
がれきの中から誰かの手がでてきた。
100歳じじぃ&チョビ『SA』
第⑦話 終わり
- 時は今から数十年前、3人の怪盗とロボットとの激しいバトルが繰り広げられていた。そして、彼らにこんな悲劇が襲おうなどと誰が予想できたか…。