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- 2016/12/25 2:12
- もう、yo怪の日記で その七(その4)
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- もう、yo怪の日記で その七(その3)の続きです。
場所は移動してリビングパーティ会場
クリスマスパーティーも宴もたけなわ、アテナ様とアルテミス様の姉妹デュエットが会場を艶やかに潤し、一時落ち着きを見せたところで、天邪鬼が珍しくしおらし気にワタシの袖をつまむように引っ張った。
天邪鬼バン「・・・そのさ、あの・・・」
バンは頭を掻きながらばつが悪そうにしている、まるでうちに来たばかりで落ち着かない子猫みたい。
てん「これ、買いすぎたプレゼントなんだけど、捨てといて、中身は女の子が喜びそうなもの、桃色の髪にはよく映えると思うよ。」
完全にしてやられた天邪鬼は無言で受け取り、すごすごと会場に向かい振り返らずにこういった。
天邪鬼バン「・・・てん、ありがとう。」
まっ、プレゼントの用意なしじゃ、男の子としてしまらないよね、それとお礼言う相手、ちがうよ。
このプレゼントも、実は気の利くあの子の気転の内。
さっきまで、どんよりとしていた重い空からは、綿毛のような真っ白い雪が降り始めた。
ホワイトクリスマスだ。
こういうは、「われ鍋にとじ蓋」とでもいうのだろうか。部屋の隅っこでちょっとした花が咲いた。
クリスマスは寛容と思いやりの一日だ。
素直な子もそうでない子も、いい子にも、そうでない子にも平等に訪れる幸福の時間。
サトリちゃん「ふーん、じゃあ代わりに捨てといてあげるわ。代わりにこれ、捨てといて。」
天邪鬼バン 「・・・」
うん、
あれだ、
なんだ、
そうそうこんな時こう言うんだ。
今日の一言
てん「リア充達
バ・ク・シ しろ♪
テヘ
(小学生はべんきょうだけしてろ☆)。」
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