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    • 2024/12/30 14:52
    • 今回入院して思ったこと。
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    • 前回の続き。

      入院生活は私にとっては怖いとか寂しいとかいう気持ちはまったくなく、懐かしいな、という感覚だった。
      中2の頃に側湾症の手術で何ヶ月も入院していたし、喘息や盲腸、喉の手術と思い出してみれば過去にもだいぶ病院のお世話になっているのだった。
      側湾症の大手術後の痛みは今回の比ではないほどつらかったけど、むしろお医者さんや看護師さん、他の入院患者の皆とたくさん話したり親切にしてもらって楽しかった記憶のほうが印象に残っていた。
      同年代の同じ病気の女の子たちもいたし、明治生まれの女性と文通する仲になったり、4歳の女の子とそのお母さんとも仲良くなったり、幅広い年齢層の人々と触れ合うことで、私は学校生活だけが人生ではないと知った。
      半年くらい学校に行けなかったし、体に大きな傷が残ったり今でも後遺症には悩まされているが、側湾症の手術は、いじめられっこだった私の人生観を大きく変えるキッカケになったと思っている。

      今回の入院生活もいろいろ考えさせられた。
      仕事を何でも1人で背負い込もうとしていたけど、私なんかが1人でできることは限られているのだ。
      体は1つしかないし、1日は24時間しかないのだ。
      こんな当たり前のことが見えなくなっていた。
      毎朝5時から仕事をし、帰宅しても家事と寝るだけの毎日。休みの日も出社したり勉強していたりと、最近外の風景を見る余裕すらなかった。
      そして何より私が何でも1人で片付けてしまうことで部下の成長の機会を奪っていたことにも気づいた。

      2週間以上も仕事を休んだのなんて初めてだった。
      入院中部下たちから毎日連絡が来て指示を出したり仕事の相談にのったりすることはあったけれど、私自身は点滴や尿の管などに繋がれ、まともに動くこともできない。
      もどかしいけどどうすることもできない。

      退院して久しぶりに出社してみたら、もちろん仕事はたまっていたけれど、部下の仕事に対する意識が変わっていたことに対する喜びのほうが大きかった。
      今まではリエリスがやるからいいやと真剣に仕事を覚えようとしなかったり、目の前の仕事しかしなかった部下が、優先順位を考えて仕事をするようになっていたのだ!
      その上、何か手伝おうかというのを初めて聞いてきたことにも驚いた。
      痛い思いはしたけれど、いや現在進行系でまだ痛み止めなしに動き回ることもできないのだけど、今回私が倒れたのはある意味良かったのかもしれない。

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