伸太郎さんとモバ友になろう!
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- 2013/7/14 6:30
- 一杯の水
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- 一杯の水
靖國神社の思い出
遠い夏の日
「お母ちゃん、ただいまぁ!」
玄関に駆け込むと、靴を脱ぎ飛ばし、真っ先 に台所まで走り抜け、冷たい水を飲む。
「ああ美味しい!」
・・この水を飲ませてあげたい・・
よくそう思いました。
「英霊」と言う言葉を知らなかったあの頃、
・・兵隊さんは喉が乾いている・・
いつもそんな思いが身体の中に残っており、
社会人になり、単独での参拝は初めてになる 靖國神社へ、
まだPCやインターネットが、普及していな かった頃です。
右も左も分からない私は、歌い慣れた
上野駅から九段まで 勝手知らないじれった さ (九段の母)
の歌詞を頼りに、
上野駅に降り立ちました。
散々迷った挙げ句、次の歌詞に気付きます。
杖を頼りに1日がかり
あっ・・1日がかり、これではあかん。
と、タクシーに乗車し、運転手さんに
「靖國神社までお願いします」
そう行き先を告げると、
「若いのに偉いねえ・・お客さん、どちらか ら?」
到着すると、運転手さんは車から降りて来て 、わざわざ見送って下さったのです。
そして、
「此処には、私の兄が祀られています。
遠路遙々ありがとうございました。
兄に代わって礼を言います。」と、
深々と頭を下げられました。
私は、嬉しさや、有り難さ、切なさ、言葉で は言い表せない色々な思いで、胸がいっぱい になりました。
これも英霊のお導きと
靖國神社に代わる国の追悼施設など、絶対に 有り得ない。
根本が間違っています。
靖國神社は、追悼施設ではありません。
護國の神の栄誉を讃え、感謝を捧げる神域な のです。
「短きを何かなげかむ君のため 御國のため に捨つる命は」(アッツ島 玉砕兵士の遺作 )
刃も凍る北海の、兜も焦がす南洋の、陸に、 海に、そして空に、出征され、
斃れし尊い御霊は、遥かな海を越え、今は九 段の靖國神社に坐します。
私たち日本人は、英霊の雄渾を讃え、感謝し 、子々孫々に引き継いでいきましょう!
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