ユーアル☆さんの日記

更新する

- 2011/9/10 13:39
- 黒い太陽の最後の光
- コメント(0)
- 閲覧(9)
- 真冬に枯れる花の終わりに
  僕の恋を重ねてみた
  
  まだ終わりたくないのに
  恋の終わりはあっけなくて
  儚くてもろかった
  
  ふたり
  沈黙の部屋の中で
  君にかける言葉見つからず
  
  普段なら吸い終わってる長さのタバコを
  フィルター近くまで吸い続ける事が
  今にも涙が込み上げてきそうな僕の気持ちを紛らわせてくれた
  
  このまま
  君と別れたら
  これから二度と会えないかもしれない
  君の声聞けなくなる
  君の笑顔見れなくなる
  そして何より
  君の存在を見失う
  
  今までの
  楽しい思い出よりも
  これから訪れる
  悲しみ辛さが
  僕の心を満たした
  
  願い事叶うなら
  君と一生一緒に居たいって
  祈るのに
  
  それは
  真夏に雪を見れないのと
  同じ位の叶わぬ願いなんだろう
  ひとり
  真夜中の部屋で
  突如襲われる孤独感
  
  この孤独感を
  これから何で満たせばいいんだろう
  部屋に入り込む風が
  もう居ない君の匂いを探してる
  君と撮ったプリクラの
  幸せそうな笑顔が
  
  僕の胸をしめつけた
  
  大好きだったよ
  愛してたんだ
  
  誰にも負けないくらい
  君が好きだった
  
  ふたり
  付き合ってたのに
  君の心の中には
  僕じゃない誰かがいた
  
  好きって言ってる君の心の矢印は
  僕じゃない誰かだった
  
  もう戻る事ができないのなら
  いっそ僕の記憶から消えて
  
  そう思いたくても
  思えない僕は
  
  心のどこかで期待しながら
  鳴らない電話握りしめた
  
  僕はひとり
  沈む夕日の中へ溶けてく
  真っ黒の海の中へ
  
  僕の太陽は
  もう微笑む事はないんだろう
  
  輝きを忘れた太陽は
  これからどうしたらいいか分からずに
  さ迷い続ける