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    • 2015/12/1 9:57
    • ベッドサイドのブラッドベリ
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    • 最近、枕元に置いて読んでいる短編小説(なかなか進まない…)。
      レイ・ブラッドベリの“Cadra/dolce/la/pioggia”(原題:There/Will/Come/Soft/Rains)。
      他の翻訳者によっては“Verranno/le/dolci/piogge”とも訳されています。
      ウィキの日本語版では見つけられなかったけれど、日本ではまだ出版されていないんでしょうか?
      これは1950年に出版された短編で、彼の代表作である長編SF小説「火星年代記」の一部(関連作品)でもあります。
      この小説、主人公は誰でもないのです。静かで柔らかな雨が降る中、ただ家の中の風景が描写されているだけ…でも、そこがブラッドベリの真骨頂。まるで映画を見ているみたいに惹きつけられて最後まで目が離せない。
      彼の作品に共通して漂うあの乾いた雰囲気というか、淡々と崩壊に向かう静けさや哀しみがイタリア語を通しても伝わってきます。それは他の日本語訳を読んでいても感じたもの。
      そう考えると、翻訳家ってすごい。

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