青月丸さんとモバ友になろう!
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- 2012/11/25 21:45
- 序
破
きゅ~~~
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- 観てきましたよ。
エヴァンゲリヲン新劇場版:Q。
今回はネタバレありで書きますので、これから観る予定の方は、ここから先は読まんといてくださいm(_ _)m
まず、一言。
面白くはなかったです。
完結編になるであろう次回作に向けての準備というか、下ごしらえの映画ですね、これは。
前作のラストで、旧シリーズとは打って変わってヒーロー的に格好良くなったシンジ君が、最強の使徒からレイを助け出してめでたしめでたしとなった‥‥と、思いきや。
実はあの後、未完ながらもサードインパクトが起こってしまって世界は壊滅状態。
シンジ君が意識を取り戻したときには、何とあれから14年もの時が経ってしまっていた‥‥という衝撃の事実。
‥‥と、
私がすんなり理解できたのはここまでで、後は次から次へと出て来る意味不明な用語と、思わせぶりで回りくどい台詞の連続に完全に取り残され、「頼むから私のわかる言葉でもう一度最初から説明してくれ」と、まぁほぼギブアップ状態でした。
エヴァといえば難解だ、難解だと昔から散々言われてきましたが、それでも今回の解りにくさは群を抜いてると思うなぁ。
おそらく、原因はこの映画が、徹頭徹尾シンジ君の目線だけで描かれているところにあると思います。
ゲンドウや冬月たちが何考えてるか判らないのはいつものことですが、今回に関しては、ミサトやアスカといった、以前はシンジ君の(そして私たち観る者の)側に立っていた人物たちまで“あちら側”に行ってしまって、その思いや考えを語ることはありません。
我々観ている者と同じ側に立っているのは、訳も分からず状況に振り回される主人公のシンジ君のみ。
そりゃあ訳わからない筈ですよね~。
「カヲル君の言っていることがわからないよ」というシンジ君の言葉は、そのまま観ている我々の言葉になるわけです。
というわけで、感想としてはイマイチな映画なんですが、それでもパンフレットは買っちゃったし、次回の完結編も劇場に観に行くのは決定事項なわけで、これこそ前世紀末にリアルタイムでエヴァの洗礼を受けてしまった者が未だに捕らわれたままでいる“エヴァの呪縛”なのでしょう。
最後に
『巨神兵東京に現わる』をもう一度、今度は映画館で観られたことが、本日一番の収穫でした。
(東京都現代美術館で初公開されたバージョンからは微妙に変わってるんだぜ)
- 観てきましたよ。