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- 2011/7/13 0:21
- 被災地・宮城への帰郷③日目ー4/19<中編>
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- 日記の更新をさぼりすぎて、実際に帰郷してから早3か月が過ぎてしまう…
最近知り合えた方々からも「日記の続きが読みたい」とのリクエストをいただいたので、いまさらではあるが、この日記を完結させたいと思う。
→＜前篇＞の続き
掃除をひと段落させ一休みした後、施設に入っている父のお見舞いに行くことにした。
実は私の父は、2年ほど前に家の屋根から落ちて腰椎を損傷し、下半身不随になってしまったため、家では誰も面倒が見ることができないので施設療養しているのだ。
主人の実家からも見舞金を預かっていたため、下の妹とともに車で1時間ほど離れている角田市の施設へ向かうために4時頃に家を出た。
この日は朝から弱い雨が降っていたのだが、家を出てしばらくすると、その雨は雪に変わりドンドンと粒が大きくなっていった。
さすがに4月にもなれば、東北といえどもあまり雪が降らない宮城県ではめったにないこと…もちろん車のタイヤはノーマルタイヤだったので少し心配になったが、事前の降雨が功を奏したのか道路に積もることはなく、何とか目的地に着くことができた。
父は個室に移ることができていて、思いのほか元気な様子だった。
前回(約1年前)見舞に来たときは車いすに一人で乗ることも儘ならずかなり落ち込んでいたのだが、今では一人で乗ることができ自由の範囲が広がったらしい。
震災時の話を聞くと、テレビが台から落ちてしまったこと、ベッドがひっくり返るかと思ったとのこと、しばらくの間は水が出なくて大変だったことなどの話を聞くことができた。
約1時間ほど病室に滞在し、義父母から預かったお見舞金を渡して施設を後にした。
ホントは、角田市は蔵王町よりも海側に位置するので、少し足を伸ばして津波被害の現状を見ておきたいと思っていたのだが、時間が思っていたよりも遅くなってしまったことと雪が降っていたために断念し、そのまま実家へと戻ることにした。
途中、毎度になってしまったが大河原にて夕食を食べ、実家に帰りついたのが20時頃。
雪は相変わらず降り続いていたが、やはり道路には積もることなく、実家に帰りつく頃には再び弱い雨に変わっていた。
→＜後編＞へ続く
- 日記の更新をさぼりすぎて、実際に帰郷してから早3か月が過ぎてしまう…
