塑菟梧*ドSさんとモバ友になろう!
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- 2012/7/24 18:23
- 虹のように消えてゆく
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- 痛みににじんでゆく
前が見えなくなる
あの時 誰よりも私を
愛していられた?
愛すまま愛して
壊れるまま壊れて
生きるまま、生きる?
「私と一緒に、
死んでくれない?」
闇よりも 怖いものがある
孤独よりも切ない
思いがある
「私と一緒に、生きて」
かなしみをかなしもう
「・・自由に、なれるかしら」
いつか全部失うのならば
ひとは何故記憶を
重ねてゆくの?
「私はね、
死にたいのよ!!」
ダメになる
ダメにならない
それを決めるのは、
『自分』なの。
けど、貴方は
弱気を言い訳にして
昨日を捨てて、
ただ ただ 逃げる気?
"そして あたしは"
優しさはいつも痛みと
共に降る
私にとって優しさは
そうゆうもので。
怖くて、
怖いほどに愛しかった。
そして その想いは
虹のように消えてゆく。
「絶望の色を知っている
かしら」
若さにかまけて口にした
言葉の意味を
今頃になって知ることがある
愛でも 友情でも
真実でもいい
ほんとうに届くことは
いつだって切なくて。
・・貴方は知っているかしら
私の今いるところの
蒼さを。
優しさの色を
知っているかしら
絶望が、
思いのほか優しいことを
知っているかしら
私の蒼さは、
誰にも負けないの。
深くて深くて、
とっても蒼い・・。
もしも・・
もしも もっと早くに
出会っていたら
私は貴方を救えたかしら?
"何もかも夢であると
知った顔で
いつか終わる事を
人は知っていて。
世界を傷つけるのは
愚かな事。
だからこそ、
愛しさが零れて。
在るという概念を
ほどける者がいないから
人は、
消えてゆくのでしょう?"
それは一瞬のうちに
廻り出す走馬灯
過去のすべてが
またたく刹那
ねぇ その時
すべてが消える
あたし自身さえも
――・・そして、
愛だけが残る。
- 痛みににじんでゆく