坊ペンギンさんとモバ友になろう！
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- 2018/6/27 9:45
- オリジナル童話④
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- 昔々あるところにおじいさんとおばあさんと犬が暮らしていました
おじいさんが犬を朝散歩に連れて行こうとした時です
犬が「よぉじいさんよぉ、今日は雨だで、じいさん風邪引くとわりぃからおいどん一人でええで」
と言いました
するとおじいさんは
「なんだおめー、一人っておめさ犬だで一匹じゃろがい」
犬「そこかよじいさんよぉ、おいどんが喋った事にツッコミはねんかいや？」
おじいさん「おめさが喋ったのはどうでもよかとね！喋りたい夜もあるじゃろうて、それはいいんだけんど、おめさは人ではねーから一匹だで」
犬「う、うん。とりあえず分かったけんど、おじいさん風邪ひいたらいけんけぇ中入りんさいや」
おじいさん「風邪風邪うっせなこのおめー！こんくらい大丈夫だで行くでしかし」
そして歩きだすと、雨がどんどん強くなりおじいさんが流されました
犬は慌てておばさんの所へ行き状況を説明すると、おばさんが口を開きました
「おじいは大丈夫じゃけぇ心配はいらんちゃ！それよりおめー喋れたんじゃったら早よ言いんさいや！とりあえず川に行ってきんさい」
犬は慌てて川へ行くと、川上から大きな栗がむいちゃいました～むいちゃいました～と流れてきました
栗を陸にあげ、叩き割ってみるとおじいさんが漫画を読みながらメロンソーダを飲んでいました
犬「何しよっとじいさん？なんねこの栗」
おじいさん「これが漫喫ったい！ばぁさんには内緒だべよ」
犬「いや、多分バレとうよ！ばぁさんに川さ行け言われたけんな」
おじいさん「漫喫バレとるんか？」
犬「うん」
おじいさん「もうあかんわ！帰ったらやられるけぇ時間潰して帰るわ」
犬は帰りみち、自分が喋る事でびっくりさせようとしたのに、びっくりさせられた事を思い返し、ドンキーホーテで買い物をして家に戻りました
家に帰るとおばさんがコアリズムをやりながら「お帰り！御飯できちょるけぇ食いねー！」と言ってきた時犬はこれからはおばあさんの時代が来ると確信しました
おじいさんはドラゴンボール全巻を栗の中で読んでからまた流されながら帰りました
めでたしめでたし
- 昔々あるところにおじいさんとおばあさんと犬が暮らしていました
