yosiさんとモバ友になろう！
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- 2011/2/18 22:06
- たま
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- 或る年の五月の連休明けのことである。庭先に生後３カ月ぐらいのとら模様のノラ猫がちょこんと座っていた。
「たまや～」と呼んでみた。「ニャ～ン」。おお！返事をするではないか。
見ればガリガリにやせて今にも死にそうだ。
どうせ餓死するなら、最後に人間に頼ってみようと思ったのか。
ドッグフードをやってみた。ペロリとたいらげた。
風呂にもいれてやった。
以来、目に入れても痛くないほど、可愛がっていたが、冬の寒い朝、友達の猫と一緒に車にひかれて死んでいた。
あまりにもつらすぎるので、石で墓を作って、毎日線香を供えた。
わずか7カ月のつきあいだった。
- 或る年の五月の連休明けのことである。庭先に生後３カ月ぐらいのとら模様のノラ猫がちょこんと座っていた。
