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- 2012/3/8 11:40
- ある人の格好良すぎる生き様
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ある人の生き様が格好よすぎます。どう「カッコイイ」のか、簡単に紹介します。
12歳から馬術を始める。1964年開催の東京オリンピックに馬術部門で出場。障害飛越競技で個人成績40位、団体成績12位となる。
東京オリンピック後に勤めていた会社を辞めてアメリカの大学の大学院へ留学。外資系企業に勤める。
東京オリンピックから20年の時を経て、1984年ロサンゼルスオリンピックに再度挑戦する。このとき、参加競技を障害飛越競技から馬場馬術へ変更してのもの。しかし、補欠のまま出場することはできない。彼はあきらめずに、4年後の1988年ソウルオリンピックを目指す。彼は見事に出場権を確保する。ところが不運にも愛馬が日本からの出国検疫に引っかかってしまい、出場かなわず涙を呑む。
その後、彼は競技から離れビジネスの場へ。J&Jのグループ企業で社長職まで勤めあげる。そして迎えた定年退職。普通はこれだけで十分立派な人生のストーリーです。しかし、彼のストーリーはまだまだ続きます。
定年退職後、彼は再びオリンピック挑戦を目指すのです。家族を日本に残し単身ドイツへ渡っての厳しいトレーニング。自分の年齢と競技から離れていたブランクとの戦いです。趣味で馬術を志すのと、世界最高の舞台オリンピックで戦うのは当たり前ですが訳が違います。
そうして迎えた前回の2008年北京オリンピック。ここで、彼はブランクと年齢を克服し、東京オリンピック以来44年ぶりのオリンピック出場を果たすのです。このとき史上最高齢67歳でのオリンピック出場でした。
そう、ボクが格好よすぎると思っている彼の名前は法華津寛さん。
その法華津さんがまたまたやってくれました。先週3/1にフランスで行われた国際大会で並み居る世界の強豪をなぎ倒し優勝。ロンドンオリンピック出場を決めたのです。現在70歳ですって!70歳で国際大会優勝!3/28が誕生日ということで、もうすぐ71歳です。さらに今回の彼の相棒たる愛馬が高齢の60歳馬というのですから驚きです。
彼のチャレンジのことを知ると、自分はまだまだだと思い知らされます。もちろん、勇気や元気をもらうことができます。人生の大先輩である71歳を迎える法華津さんと60歳の彼の愛馬の新たなる挑戦。ボクは、ここからしばらく目を離すことができません。頑張れーーー!