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- 2017/10/26 21:39
- 時計回りに回れ右をして
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- 医者になって
結構な年月が経った
今ではだいたいの事が
自分1人で出来て
それっぽい事を研修医に伝え
それなりの技術をもって
患者(あるいはその家族)の
ナラティブの中で存在する
「良き登場人物」に
なれるようになった
(と、思っている。)
☆☆☆☆☆☆
よく病棟の看護師から
『病状説明、本当に上手ですね。』
と、言われる。
ここで、
言葉で遊んできた経験が
生きているのかな、とも思う。
そんなこともないか。
☆☆☆☆☆☆
さて、
ありきたりな話になるけれど
時計回りにしか生きられない
現代の中で
過去の生活、ことば、匂い、
あの時伝えられなかった、感情
そういったものを
頼りにして生きていると
どうしてもちぐはぐになってしまう
事がある
それが心地よく感じる夜は
秋は夜長に、、となり
そうでなければ、
とても肌寒く、かじかんでいくのだと思う
☆☆☆☆☆
『病状説明、上手ですね。』
という
言葉の裏を
探ってみる。
結局僕は
なにかにつけて
『そうじゃなかった時』を恐れ
『ああ言っておけば…』という後悔を
とても多く積み上げてきた
そんな人生なのだと思う。
だから
時計とは反対向きになぞられていく
少しおかしな感覚の中に
患者(と、その家族)を引き込み
『物語』としての医療を
より濃く、より強く、より悲しく
そしてより充実した(ように見せかけて)
提供しているのだろう
(と、僕は思っている。)
☆☆☆☆☆
ここまで、
殴り書きのように書いて
疲れたから
今日はここまでにする
☆☆☆☆☆☆
やっぱり
閉ざされた
でも、どこかで誰かと繋がっていると思える
こういった世界での
日記は、いい
☆☆☆☆☆☆
気づけばまた、時計回り
針が30分ほど進み
僕の頭をこついて逃げた、
- 医者になって