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- 2012/8/5 2:11
- 刺激的な本
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- 久々に一気に読めた本の話。
・登紀子1968を語る(加藤登紀子著、状況親書)
1968年前後の全共闘について語られた本。
あ、全共闘って何?と聞かないで。
それを知りたくて読んだ本だから。
加藤登紀子さんって知ってます?
私の中では、歌手のイメージが一番強いです。
東大に在籍中にシャンソンのコンクールで優勝し、歌手デビュー。
高校時代から安保の反対活動などを行っていて、東大在学中もデモ等に参加。
活動のリーダ的存在であった藤本敏夫と獄中結婚。
等々かなりワイルドな生き方してるだろぉ?
そんな加藤さんが68年前後や現代について語ってる本。
おもしろい。
で、その加藤さんが言われている事で印象的だったのが、
①政府に反発していた学生が、就職したとたんにに組織の歯車としてがむしゃらに働いている事に対し、
「それは矛盾しない」と言い切っている事。
②革命運動に対し「暴力的に国家権力を奪取しても、そのあとどういう社会をつくるつもりなの?」と違和感を持っていた事。
③子どもは貴重な存在。若い時にどんどんセックスし、子どもを作りなさい。
生活は社会が保障すれば良い、と。
結婚していなくても、子どもを社会が守るんだ、と。
などなど
上記①は、もともと平和を求める活動だったから、と言うのが理由。
それが国家の圧力が原因で激しい暴動に、、、
②は最近の脱原発論にも通じる疑問だと思う。
エネルギー(原発廃止)問題は、経済、産業、環境、雇用などを全世界的観点でどんな社会システムにするか議論が必要なのに。議論の余地なく原発NOって意見は、個人的に疑問に感じてる。
③は・・・
充実した社会保障を作り上げるのは、我々大人の課題ですね。
- 久々に一気に読めた本の話。