ひとみんさんの日記

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- 2012/9/9 21:38
- 無言電話
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- 全国、8人のひとみんｦﾀの皆さんｺﾝﾊﾞﾝﾊ(^^)
  
  久々の日記でございます。
  
  皆さんは今年の夏を満喫しましたか？
  
  夏といえば…海水浴、ｽｲｶ、花火、浴衣、水着のｷﾞｬﾙ(笑)…忘れちゃならないのが蒸し暑い夜に背筋も凍る怖い話…
  
  今回は僕が体験した怖い話をしますね…。
  
  僕がまだ高校2年の頃の話になります…。
  
  当時、付き合っていたFから「これ怖いから見てみて」と1本のﾋﾞﾃﾞｵﾃｰﾌﾟを手渡されました。
  
  ﾗﾍﾞﾙには「ﾘﾝｸﾞ」と書いてありました…そう…見ると1週間後、死んでしまう呪われたﾋﾞﾃﾞｵﾃｰﾌﾟが主役の映画です。
  
  その日の深夜…雰囲気出すのに部屋の電気を消して真っ暗の中、僕は１人ﾘﾝｸﾞを見始めました…
  
  あんな恐ろしい体験をするとも知らずに…。
  
  ｽﾄｰﾘｰが終わり「うーん、大した事ないじゃん。どんだけ怖いのかと思ったら……」
  時計が午前2時になろうかとしているのを見て「風呂入るかぁ…」と僕は部屋を出ました。
  
  廊下を渡り真っ暗いﾘﾋﾞﾝｸﾞに灯りを点けようとｽｲｯﾁに手をかけた時でした…
  
  ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ！ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ！
  
  丁度ｽｲｯﾁの下にある家電話着信のｺｰﾙが闇に響き突然のｺｰﾙに全身の毛穴が開いた感覚に襲われ先程見ていたﾘﾝｸﾞのﾜﾝｼｰﾝが僕の頭の中で流れました。
  
  「呪いのﾋﾞﾃﾞｵを見た後、無言電話が掛かってきていた」ｼｰﾝが…
  
  家電話はけたたましいｺｰﾙを鳴らし続けています…
  
  自分の心臓の音がﾄﾞｸﾄﾞｸと今までにない程、脈打っているのがわかりました…
  
  「あ…あんなﾓﾝ所詮作り話だろっ？くそっ！！！！！」…と僕は威を決して受話器を取りました！！
  
  「もしもし…」
  
  …相手は無言です…何度も「もしもし」と口にしても無言が続きます。
  
  更に心臓の音は高鳴りあまりの恐怖感とｲﾗｲﾗで理性が限界を達し
  
  「何とか言ってみろよ！！このやろう！！俺の命、取れるもんなら取ってみやがれ！！」
  
  と受話器に怒鳴ると…
  
  「も…もしもし…？ｺﾞﾒﾝ…ｱﾀｼだけど…」と聞き覚えのある声が。
  
  電話の主はFでした……。
  
  僕は電話の正体がFだとわかり全身の力が抜けました…。
  
  聞けばFはおどかし半分で無言電話をしてきたのですが僕が怒鳴ったので焦って止めたそうです…
  
  心霊の類ではないのですがﾘﾝｸﾞのｽﾄｰﾘｰと酷似している分凄く怖かった体験でした。