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    • 2010/11/28 23:06
    • おにゅ~!
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    • 今日は所用で、城巡りが出来なかった。

      だが、それなりに知識の旅が出来、テーマを新たに得ることができた。

      さて、三重県多気町には丹生大師というこの界隈に住む人にとっての名所がある。

      まぁ、三重県民でも松阪付近の人じゃないと、まるでわからない名所なんだが。

      かくいうオイラもスルーしまくっていて、所用により近くに寄るもとになったので、参拝してみた。

      このあたりは、戦国期に北畠国司の治めるところで、近くには五箇篠山城が整備されていて、たまに訪れる人がいる程度のところだ。
      櫛田川を挟んで対岸にある近長谷寺とともに、地元の名所という枠をこえない程度のものなのだが、今回は発見があった。

      そもそも、丹生、これを読めない人も多々いることだろう。

      丹生はNYUU【にゅう】と読む。
      では、丹生とはなにか?

      丹生とは、丹(水銀)生まれるという意味だ。

      実は、この丹生大師の付近は、奈良の大仏に使われた水銀の産地なのだ。

      実際に、昭和初期まで稼動していた鉱山跡があるぐらい古代~最近まで水銀を製錬していたのだ。

      これが、今回の発見!
      丹生のことは知っていたが、実際に鉱山と川をセットで見れたのは、オイラの中で大きな成果を得ることができた。

      というのは、戦国史や、古代史を考える上で鉱石の精錬は、経済流通や、当時の加工技術を知る上で重要なことになるからだ。

      丹は、渡来の製錬技術が不可欠であり、鉱石精錬には渡来人の技術者の力がその土地に大きな影響を与えているからだ。

      さてさて、まだ、頭の中で仮説が整理中なので語るほどの情報はないのだが、鉱山跡で見た一文がインスピレーションを与えてくれた。

      「水銀を含んだ土壌から出る成分によって川が赤くなることから、「火ノ谷」と呼ばれていた」

      ということは、丹生と火ノ谷は結んで考えることができるということだから!

      全国各地に丹生という地名があるが、その一部は水銀製錬と関わりを持っているのだ。

      さてさて、いいテーマもらったから、また、資料のたびにでるとしますかね!

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