きーみんさんの日記

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- 2015/10/15 20:04
- 美容院で
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- いつもは店員さんとおしゃべりするか、携帯いじってるかなのに、
  珍しく女性週刊誌をパラパラしたら、瀬戸内寂聴さんと三輪明宏さんの対談が載ってました。
  たった４ページの対談なのに、最後のページにすごく心惹かれました。
  ちょっとだけ抜粋しちゃうと・・・
  
  三輪　・・あの人たちは、自分たちが戦場に行くとは思ってないのです。自分の息子、孫、兄弟が行くとは思ってない。他人の自衛隊員、よその家の者が行くと思っている。戦争法案に賛成した議員はその責任をとって、まずご自分が先頭に立って戦地に行っていただく。またそれを支持した選挙民の方も、２０代、４０代、６０代でも年齢に関係なく鉄砲を担いで、一兵卒として前線に出ていただく。それだったら、まだいいですよ。
  そしてまた、そんな議員を選挙で選んで、賛成と言っている人たちも、自分が行くとは思ってないのです。政府は自衛隊が後方支援をやるというけど、自衛隊員だって国民の１人ですよ。妻子もいる。親もいる。
  
  寂聴　戦争に、いい戦争とか、国民の幸せのための戦争なんていうのはないんですよ。これは集団人殺しですからね。自衛隊員にそれをさせてはいけない。そんなことをしてはいけない。殺させてもいけないんです。
  
  三輪　だいたい今の日本が戦争できると思っているのがおかしい。日本はもう絶対に外国と戦争できない条件を、自分で作っちゃったんです。
  それは何か。日本全国の海岸線をずうっとなぞるように５０数基、原発を作ったでしょ。今は、ドローンの時代ですよ。ミサイルや無人機で日本の海岸線に沿って爆弾を落としていったら日本は全滅です。
  
  寂聴　もう日本はめちゃくちゃね。１日でなくなりますよ。
  
  三輪　ですから、大切なのはいかに戦争を避けるかなんです。これからは経済戦争、情報戦争、文化戦争。もう知力の戦いの時代になっているのに、まだ第二次大戦の意識のまま止まってるんです。
  
  寂聴　（政府は）だんだんだんだんと、戦争をしようとしているんです。長崎と広島は、世界に類のない原爆の被害に遭っているでしょう。そういうことが二度と繰り返されてはならない。どうか皆さん、あなたたち一人一人が力を出して、戦争に反対してください！