シロさんとモバ友になろう!
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- 2018/8/14 23:31
- ロルサンプル(ナビ)
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(夜も深まり時計の針が頂点を過ぎた頃合い。いまだ眠る事を知らない繁華街の賑やかな大通り、いつものように絡んでくる客引きや酔っぱらいを適当にかわしながらゆったりと歩み、目指す店の近くまで来ると細い裏道へと身を投じ。表通りとは一転薄暗いそこは店舗やビルの狭間といった感じでエアコンの室外機や裏口から放り出されたごみ袋、ビールケースの類いが幅をきかせて、人がすれ違うのもやっとというカオス具合。夜目が利くのを良い事に足を取られる事もなく軽快に歩を進めるも、この蒸せ返るような暑さに相まって生ゴミや飲み残しの酒から漂ってくる腐敗臭には堪らず常人より敏感な鼻先を指で摘まみ)
うえー…くっせえ…。ごみはちゃんとゴミバケツに入れろっつーの…!
(嗅覚を襲う苦痛に眉を寄せ、軽い苛立ちに低く抑えた声で愚痴を吐き捨てながらごみ袋を足蹴にし足早に通過するもその先のごみ袋に紛れて転がる物体に一瞬歩みを止め)
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何コレ…もしかして死_んでんの…?
おーい、お兄さん…てか、おっさん、生きてるかー…?
(ほどけたネクタイにはだけたワイシャツ。髪も酷く乱れてはいるが一応スーツを着た社会人らしき風貌の男、傍にはビジネスバッグらしき鞄も落ちている。積まれたごみ山に半身が埋まったような形で身を横たえている様は一見不穏な事態を想起させ、恐る恐る距離を縮めるも顔色を見るに死人のそれとは違う様子。ただの酔っぱらいと見るや顔立ちを窺いつつ緊張感のない調子で失礼な声を掛け、側にしゃがみこんではペチペチと相手の頬を叩いて)
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