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    • 2012/9/6 21:56
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    • とある喫茶店の話し



      そこは道路沿いのオシャレな感じの喫茶店の窓際に


      同じ時間にきていつも同じメニューを頼むおじいさんがいたんだ。


      窓際の一人がけの席にすわるんだと



      おじいさんの頼むのはいつも、コロナビールと豚の角煮、



      その豚の角煮には昔から大根2コとニンジン2コ、それと煮たまごがはいってるらしい。



      おじいさんはそれを肴にビールを三本飲んでほろ酔いで帰るらしい!



      もちろんお皿の中を全部たいらげて



      そこの喫茶店には綺麗な女性が一人できりもってるらしい、歳でいうと27、8歳くらいかな。



      いつも笑顔で愛想のいい娘さんなんだとさ



      ある日いつものようにおじいさんが店にやってきた



      だがいつもと違ってた事が一つあった煮たまごが2っ 入ってた



      おじいさんは
      『なんで今日はふたつ入ってるんだい?』

      と聞くと娘さんはこう言った、

      『実はねおじいさん、私ね結婚してお嫁に行くことになったの、だからこの店は今日でおしまい。
      おばあちゃんには悪いけど・・・
      毎日きてくれてありがとねだからサービス!』

      『そーか・・・でもおめでとう!』

      おじいさんは笑顔でいってくれたが淋しそうな感情も娘さんには伝わっていた。

      『実はなわしたまごが苦手でな、』
      『えっゴメンナサイ』

      いつも無口なおじいさんがいきなり言い出した

      『いやいいんだ!苦手だったと言ったらいいんかね~
      昔はいっつもたまごだけ残して帰っとったんだけどね、
      ある日君のばぁさんになんで残すんね!口もつけんで失礼じゃろが!
      て怒られての、一口でもいいから食べてみぃて言われ食べたんが、したらなめちゃくちゃ旨かったんよ!
      うまい!て言うたら
      アタシが作ったんだから当たり前でしょ☆
      だとそれからここのたまごだけは食べれるようになってな、いまもこの味が守られてるのうれしくてな』


      おじいさんはなんだかイキイキとした表情で語った


      帰りお勘定をすませ出口に向かうおじいさんにこう言った



      『おじいさんておばあちゃんの恋人だったの?』



      おじいさんは振り返りこういった







      『ううん ただの片思いじゃよ(^_^) ごちそうさま』




      そういって帰っていった。

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