琥羅云さんとモバ友になろう!
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- 2011/4/3 20:59
- 男の友情かな?
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- 俺が高1の時の話。祐希とは幼稚園からの親友。
俺たちは毎日の様に遊んで、どんな秘密事も知っていた。
そんな祐希が…だんだんおかしくなったのは、高1の秋。
3日ぶりにあった祐希は、髪を染めていて、耳にはピアス、服装はヤンキーみたいな服装だった。あんなに真面目だった祐希がこんなんになるとは思ってもなかった。
それから祐希とあまり遊ばなくなった…。あんなに仲が良かったのに…。
祐希から電話があった。『今日俺ん家こねぇ~?飲みしようぜ!』昔とは正反対になった祐希。そんな祐希に俺は…『お前とはもう遊ばん。』
言おうともしなかった言葉がでた…あれだけ仲が良かった祐希だったのに…。
祐希と遊ばなくなって一年が過ぎた。バイトの配達で、祐希ん家まで届けることになった。俺は嫌だな~っと思いながらも祐希の家まで配達にいった。
祐希の家に着いて出てきたのは祐希の母だった。久しぶり~などと話が弾んだ。俺はふと気付いた。祐希の靴がないことに…。俺は勇気をふり絞り聞いてみた。『あの~、祐希は元気にしてますか?』そしたら母は、とうとう言う日がきたね…祐希なら一年前にガンで亡くなったのよ…祐希ね、安井君には絶対言わないでくれって言ってたの…毎日安井君安井君って言ってたわよ…祐希がガンって知ってから、俺が悪い格好をすれば安井…絶対嫌うはず。なんて言ってたよ…
俺はいつの間にか涙でいっぱいだった…
胸が苦しくなった…
俺に心配かけないが為に何も言わずに死んでから…。
悪くなったのも俺に嫌われるため…
なあ祐希…お前アホすぎやって~…ドラマみたいなことするなよ…
祐希…明日墓参りにいくからな。
涙一粒流しながら、そう呟きました。
祐希…本当にありがとう
- 俺が高1の時の話。祐希とは幼稚園からの親友。