寝肥りさんとモバ友になろう!
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- 2012/7/15 6:26
- Gear Antique
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- 数少ない箱モノ
スチームパンクRPG
にしてコンシューマーゲーム
(残念な評価だったけど)
にもなった
ブルーフォレスト物語と
世界を共有しつつも
まるで異なる色彩を持つ
ある意味、異色のゲームです。
ブルーフォレスト~では
東南アジア~インドを
イメージさせる
誰もがRPG的な魔法を使い
行動しだいでは
『悟って』しまう
そんな描かれ方をする世界が
ギア・アンティークでは
あらゆる場で活躍するのは
『蒸気機関』であり
魔法は異端の業として
処罰(拷問からの火焙り)
の対象となる緩やかな封建国家
ないしは軍事国家が
鎬を削ったり
削らなかったりな世界
として描かれます。
(面白い事に妖精や悪魔的な存在の魔力が、蒸気を越える動力源として研究されていたりもする。)
……で、面白いのは
魔法の存在が肯定されている
ブルーフォレストのそれよりも
全否定に近い
ギア・アンティークのそれの方が
より『魔法らしい』のです。
ブルーフォレストの魔法は
○○の魔法を使いました。
××の効果がありました。
△のMPを消費しました。
~と、多少はTRPG的な
効果のモノはあるにせよ
テレビゲームで馴染みある
それと同様のモノです。
(入門用と言うのもあるにせよ)
それに対して
ギア・アンティークの魔法は
5W1H+αの事柄を
キャラクターが知る
『魔術言語』の単語を
用いて文法に従い
文章として構築する、
それぞれの単語に
指定されている必要魔力の
総計をその時点の条件下で
集積するまでの時間、
中断されず、かつ正常に
詠唱が行われたか?
などのステップが要求され
いかにもいかにもな
『魔法使い』らしい空気が
漂っています。
まあ、戦闘中にやってたら
上手くしないと銃でパァーンと
やられちゃいますけど(笑)
異端者狩りをモノともせず
言葉と触媒と条件の良い土地を
探し、失われつつある
魔法を継承したり
甦らせたりして
たとえ、ゲームらしい
英雄的なクエストを
為し遂げたとしても
いずれは駆り立てられ
石持て追われて
火刑台で死を迎える
日陰者
……そんな定めも
魔法使いらしくて
好きだったり。
夢のある科学の代表とも言える
『蒸気機関』とそれを手に
夢や野望を広げていく
人間達こそが『主役』
であるからこそ……
なんでしょうけどね。
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