天海 松陽さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2012/2/10 9:40
- なんだもう10時近くなのか
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それは私が小学生の頃。
私のクラスの席替えは一時期だけ自分達でグループを作って席を決めるシステムだった。
その頃の私はとても健康的で肌も真っ黒でちょっと暴力的というか男勝りというか…暴力的な子で。
女の子より男の子の友達が多かった。
席替えの前日、下校中。
一緒に帰っていたスポーツ万能で中々綺麗な顔をしたしょういち君という男の子と話していた。
「なあマツハル。明日絶対席隣になろうな」
「えっ何で」
「お前と隣になりたいんだよ」
「わたしちょっとイラつくと直ぐ手が出るよ。痛いよ」
「お前になら殴られても良い」
「ああそう」
「明日絶対席隣になろうな!」
「別に誰が隣でも良い」
「じゃあ俺な!絶対な!」
「何でも良いって」
次の日。
席替えグループが既に沢山出来ていて私は色んなところから勧誘された。
そんな中昨日のしょういち君グループ。何故か彼が引き連れている皆はスポーツ万能で勉強の出来るイケメンという将来性がある子たちばかりだった。
そしてしょういち君は私の顔を見ると大きく頷く。
「マツハ」
「御免私前の席じゃないと見えないから今回はパスね」
「え…」
しょういち君グループが取った席は後ろだった。
「約束したじゃん!」
「いや前の席だけは譲れない。だって目が悪いから」
「眼鏡してるじゃんか」
「眼鏡があっても前見えない。もっと良い眼鏡買ってくれるの?」
「買う!」
「お金で友情は買っちゃダメだよ」
「意味わかんねえよ!」
その後しょういち君は泣き出して暫く話しかけられない状態だった。
まあこんな古き良き思い出があるんですがね。
今思えば私酷いなにこの子。
小学校…。
私のクラスは異様に男子も女子も綺麗な顔の子達ばかりだったな。
というか私の入るクラスって小学校だけじゃなくて大体皆綺麗な顔なんだよな。何の偶然かね。
何だか今日はクラシカルな気持ち、マツハルでした。