アオナナさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2025/7/17 19:03
- 暑すぎて部活ができなくなる!
-
- コメント(0)
- 閲覧(2)
-
-
- 毎日新聞出版株式会社発行の「月刊Newsがわかる」。
目の見えない私は点字毎日が発行している点字版を読んでいるのですが、
その2025年7月号に、
国立環境研究所と早稲田大学が、
2060~80年代の夏の暑さは、
激しい運動をする部活動を中止せざるを得ないレベルになるという、
驚きの研究成果を発表したという記事が掲載されていました。
気候変動が運動部の活動に与える影響をテーマにしている研究チームが、
全国842地点における過去12年分の時間別の暑さ指数と、
その日の気温・湿度・風速などの気象データの関係を分析しました。
それを元に、2060~80年代の状況を予測したところ、
このまま石油などの化石燃料に頼り続けた場合、
全国8地域のうち6地域で「激しい運動を中止する」暑さ指数になり、
部活の時間帯を午前7~9時に移したり、
屋内で行ったりと対策を取った場合でも、
最大4地域で「激しい運動を制限する」との予測になったのです。
なお、気温や降水量など、
気候は地球全体で長い時間をかけて少しずつ変化しており、
これが気候変動。
太陽の活動や火山の噴火など、
自然の変化が原因となる場合もあるのですが、
現代では人間の活動が大きな影響を及ぼしています。
また、熱中症になる危険度を示す国際的な基準が暑さ指数。
人体と外気との熱のやり取りに着目し、
湿度や陽射しの強さ、気温などから計算します。
記事には「2060~80年代の状況を予測したところ…」と書かれていることから、
もっと早くそのような状況になる可能性もあるということでしょう。
実際、最近の夏は猛暑日に熱帯夜の日が珍しくなくなりましたし、
朝8時にもなれば30度を超えているひもあるのです。
体育の授業中に子供が熱中症で救急搬送されたというニュースも聞かれるような状況を考えれば、
学校での部活ができなくなる日は遠くないのかもすれません。
このような問題を、私たちはもっと真剣に考える必要があるでしょう。
- 毎日新聞出版株式会社発行の「月刊Newsがわかる」。