アオナナさんとモバ友になろう!
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- 2025/4/26 0:51
- 子供のように純真な心で
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- 私の日記でよく取り上げている点字毎日ですが、
視覚障害者による連載記事もあります。
そんな中で、私が毎回楽しみにしているコーナーの1つが、
毎月第4週号に掲載される、
バイオリン奏者の和波孝禧さんの「音楽雑記帳」。
2024年12月24日号のこのコーナーに掲載されていたのが、
2024年11月29日に横浜市のみなとみらいホールで開かれた毎日新聞社主催の
「第78回全日本学生音楽コンクール全国大会小学校の部」を聞きに行ったときのことを綴った表題の記事。
和波孝禧さんは2008年から21年にかけての9回、
このコンクールのバイオリン部門の全国審査員をされていたのですが、
審査員の立場を離れて3年となる今年は、
1聴衆として小学生の演奏に耳を傾けてみたかったのだそうです。
今回の和波さんの話の中で、私が最も印象に残っているのは、
「以前は大きい音を出そうとしてゴシゴシと楽器をいじめるような弾き方をする子もいたのですが、
そのような演奏は陰を潜めたようで、
ほとんどの子が楽器をよく響かせて美しい音で弾いていたのです」という部分。
小2のときから12年間バイオリンを習っていた全盲の私ですが、
習い始めて間もないころ、大きな音を出すために、
余計な力を入れて弾いていた時期がありました。
そんな私にバイオリンの先生が言われたのは
「バケツを叩くような音ではなく釣り鐘を叩くような音を出せ」ということ。
遠くまで響くような音を出すようにということを言いたかったのだと思います。
余計な力を入れるのが良くないのは楽器演奏だけでなく、
他のことにも当てはまる部分が多いと思います。
相手に分からせようと思っていると、相手は余計に反発したり、
物を動かすときに、余計な力を抜いた方が簡単に動くような経験をすることがあります。
また、この文章はガラホと呼ばれる物理キー操作のできる携帯電話を使い、
数字ボタンを押すことで文字入力をする方法で書いているのですが、
余計な力が入っていると速く入力できないばかりか、
目的のボタンを3回押したはじなのに2回しか押せていなかったり、
逆に余分に押してしまい、
誤字に繋がることもあるのです。
- 私の日記でよく取り上げている点字毎日ですが、