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- 2011/9/7 21:43
- ‐ああ、生きてたんだ。‐
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そうか。生きてたんだよね。あたしのお姉ちゃんはずっと生きてたんだね。23歳で止まった命は今も生き続けているんだね。この、みなちゃんブースを毎日眺めてたら今になって生きてた証が明らかになった。死んだ事をいまだに信じられぬと言うならば生きてた事さえも信じられぬと思った。4つ上のお姉ちゃん。お姉ちゃんなのに名前で呼び合ってたっけ。『みなちゃん』誰からもそう呼ばれて人気者だったんだっけな。小さい頃、泣きじゃくるわたしを必死で可愛がってくれたっけ。お姉ちゃんだからって何でも我慢させてたっけ。みなちゃんってなんだか偉かったっけな。ああ、生きてたっけな。5年前に東京に上京してなかなか会わなくなってからみなちゃんなんか嫌いとか反抗期にかまけてほざいてた。それでも誕生日には毎年メールくれてたっけ。それでも帰ってくれば遊びに連れてってくれたっけ。あたしはどんだけ迷惑な妹だっただろうか。ツンツンしてた妹は可愛くなかっただろうな。ムカついた時もうざいと思った時も常に思ってくれてたっけ。警察沙汰起こした時も怒らないで心配してくれたっけ。さすがに自殺未遂した時はめちゃめちゃキレてたっけな。なんだか懐かしいなあ。なんだか切ないなあ。なんだか会いたいなあ。そう思うが二度とは会えないのだ。二度とは話せないのだ。そんな胸が痛くなる毎日を必死に生きているのだ。そんな涙の毎日を必死に走っているのだ。そんな人生がわたしの歩む道なのか。こんな人生が神が与えた試練なのだろう。それが生きてる心地か。これが生きてる痛みか。あぁ、辛いな。それがわたしなのである。これがわたしなのであろう。
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