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    • 2013/8/7 15:49
    • 賢者エリーザベトの手記②
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    • 先日の戦場での騒動に関する、わたしの失態の件は
      ナイナス陛下やミルクル将軍、エナン将軍の口添えや執り成しや戦友達の尽力で厳罰処分にはならなかった

      が、フェルト様のいうところの石頭で黴臭い老人達 つまり
      大臣達や皇室に連なる大貴族の当主達の横槍というか抗議とやらが うるさく
      はっきりとした処分が決まるまで戦場に出る事は出来なくなってしまった。

      と、いう訳で巡回という名目でわたしはヤムル平原の上空を、のんびりと飛んでいた。

      「あれは…葡萄畑?」

      みずみずしい萌黄色の葉が大地を覆い尽くしている。

      「アルケイン将軍…?」

      葡萄畑のすぐ傍に色鮮やかな羽根飾りのついた仮面と舞踏会に行くような、きらびやかな衣装を身に纏って…手には…鍬(クワ)をもったアルケイン将軍が、いた

      不意にアルケイン将軍の周りの空間が陽炎のように、揺らめいた。
      揺らめいた空間から
      現れたのは、見た目は人に見える手に剣や槍、戦斧を持ち
      全身鎧で身を固めた戦士達だった。
      彼等はアルケイン将軍に向かって何やら怒鳴っているようだが

      やや離れた上空にいる私には
      何を言ってるかは聞こえない

      表情は判らないのに、何故かアルケイン将軍が からかうような笑みを浮かべて何か彼等を激高させる言葉を放ったようだった。

      アルケイン将軍を取り囲んだ戦士達が一斉にアルケイン将軍に襲いかかる。

      爆炎魔法か雷撃魔法か。
      いや下手をするとアルケイン将軍を巻きこんでしまう。

      風刃魔法の呪文詠唱に切り替えようとした、そのとき。
      戦士達を囲むように空間が歪んだ。

      次の瞬間。
      爆発 烈風 怪しく光る鈎爪
      青紫の焔をまとった大剣が戦士達を薙ぎ払い、吹き飛ばす。

      土煙が収まると、そこには
      頭を掻きながら何か言うアルケイン将軍と、アルケイン将軍を囲む
      艶やかなドレス姿や きらびやかな甲冑姿の兵士達?だった。
      「よかった。…気付かれるといろいろ、ややこしくなりそうだし。」

      いや。 もう気付かれている。
      敵意が無いことを示す為に
      わたしは杖を右手から消して
      その場から全速力で飛び去った

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