戀 夢さんとモバ友になろう!
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- 2013/5/7 21:19
- 本怖話し
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- 本怖 1…
これは私が体験した本当にあった怖い話し。
中学三年の三学期。両親の離婚と共に私は父親と住む事になった…
父に連れられ引っ越し先のアパートに案内された瞬間、私は「ここ?」と息をのんだ…
「嫌か?でも、もう契約もしたし金も払ったから 嫌でも我慢しろ」と父は言った。
決して部屋が暗い訳でも無く、汚いわけでも無い。駅や駅前の大きな商店街も近く便利だが、異様な空間を感じた…
引っ越して、どれ位が過ぎた頃かは忘れたが…
突然、階下の人が棒のような物で床を ドン ドン と突ついて来た。
何事かと思い父に話すと 物音が響くのか?
少し神経質なのかもしれないから こちらも気を使うようにしよう。と
なるべく静かに過ごして居たのだが、日増しに突つく回数が昼夜問わずに起きるようになった。
寝ている時間にさえも ドン ドン と…
たまたま 父が居た夜に また始まり、あまりに酷いので父は階下の人に話しに行くと部屋を出た。
父親は 「うちは高校生になる娘との二人暮らし、物音も気をつけているのに何なんだ?」と
階下の人は逆に「昼夜、深夜問わずに毎日毎日 部屋を走り回り、ジャンプしたりドタンバタンと何事だ!」と押し問答になったらしく、父は私を呼びに来た。
「うちは身体も決して大きくない この娘と二人暮らしで、走り回ったりジャンプするような年の子どもは居ない」 と 言ったその瞬間…
誰も居ないはずの二階から ドタン と大きな物音が鳴り 明らかに部屋の中をバタバタと走り回る音が
「ほら!聞こえるだろ。あんたら二人暮らしって言うなら、じゃあ一体誰が部屋を走り回ってるって言うんだ!」
いや…部屋には本当に誰も居ない。
嘘だと思うなら見に行ってくれて構わない
そう話している間も走り回る音は止まない…
階下の人も異様な出来事に もういい とドアを閉めた。
私と父は誰も居ない、居るはずもない部屋に戻った…
数日後、階下の人は出て行ってしまった。
- 本怖 1…