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- 2012/6/4 20:50
- 家に帰りたい part 2
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- 血の抜けた、
青ざめた表情…
呆然と立っている
少し白髪が目だつ…
「夜分 すいません!!
先程 ここまで
タクシーに
お乗せしました…
若い女性です…
持ち合わせが
足りないと言われて
この家に、入られました…
お待ちしていたのですが、少し遅いと
思いまして…
チャイムを鳴らしたのです」
「その娘は…何色の
服を!?」
「白いワンピースの
女性です…」
電話の受信音…
「すいませんが…
少し 待って」
「もしもし!!はい…
本当かい…
嘘でしょう!!
そんな馬鹿な話…
あるわけないわ…」
「ごめんなさい!!
お待たせして…」
涙が…溢れている…
「実はね…あなたが
乗せた女性は…
私の孫なんです!!
轢き逃げの為
発見が遅れせいで
命が危ない状態に
今 死んだって…
きっと嘘よ!!可哀想」
「昨夜 事故に遇われたのは 何時頃ですか!?」
「昨夜の3時過ぎと
聞いています…」
記憶が途切れていた…気がついたら車を
走らせてた…
気を取り直して
車を止め、後部を観た…白いシュシュが
一つあった…
- 血の抜けた、