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- 2012/12/21 23:27
- 抒情詩
: 薄 月
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どこまでも 冷えてゆく
乾いた 空気のなかで
その 柔らかな光りだけが
希望に 満ちあふれている
彩る 星たちに
僕らは 囁きかけるけど
好(よ)き 答えが
返ってくる 筈も なく …
そんな なか
うっすら
優しい眼差しで 目を細め
見つめてくれているのは
僕らのみ だけじゃなく
すっかり 葉を落とした
冬木立にも
おんなじように
語りかけて くれていたよ
その 照らされた 幹を
そっと 撫でてみると
手の甲にも 光が宿り …
見えない 手触りで
思わず ふぅ と
心 和む 時が訪れる
そのまま 凭れながら
共に 去ってゆく
月の 足あとを
追いかけて いったんだ …´・_・)ぅ ミ
どこまで
花簪で 髪を束く
貴女に 近づけただろう …
せめて この 湯船に
身を埋め 委ねながら
雲の 通い路で 君を待つ
本日は、冬至ですね
ゆったりと 湯浴みを
楽しむことに致しましょう
註釈 ...
薄月 … 薄 には
迫る、近づく の
意味も あります