ぽんききさんの日記

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- 2011/7/28 23:01
- 人生最大の嘘
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- 7／25→次の日、旅行で両親がいなくなる為、仕事後実家に帰った。
  私は、ここ数ヶ月ﾊｲﾁﾞを抱っこする事がなかった。
  口の癌が大きくなってから出血しそうですごく怖かった
  この日久しぶりに抱っこしたﾊｲﾁﾞは驚く程軽くなっていて衝撃的だった。
  やっぱ可愛すぎるﾊｲﾁﾞ
  てか、意外と元気そうじゃんとか言いながら家族みんなで一安心。
  7／26→この日、母はﾎﾜｲﾄﾎﾞｰﾄﾞにﾊｲﾁﾞのご飯予定を2時間ごとに書いて、ﾊｲﾁﾞに見つからないようにそーっと父と旅行に出発した。
  その時ﾊｲﾁﾞは母の布団に一番近い廊下に横になっていた。
  さてさてと、ﾊｲﾁﾞを気にかけつつ、TV見てのんびりしていた私
  ﾊｲﾁﾞのいる廊下から妹の叫ぶ声。
  とんでいくと、おしっこを漏らしたまま息をしてないかもしれないﾊｲﾁﾞがいた。
  急いで病院へ行き心電図したが0のまま。
  蘇生もしない事にした。
  三人で泣きっぱなしだった。
  母がいない時を見計らって天国にいったﾊｲﾁﾞ。
  病気が発覚して一年四ヶ月ほとんどﾊｲﾁﾞにつきっきりで看病していた母に誕生日旅行楽しんできてねと思ってたんだよね。
  ちょうど両親の乗る電車と同時刻に天国にいってしまった。
  きっとﾊｲﾁﾞも一緒電車に乗ったんだね。
  三人で話した結果、この事態は母が帰ってくるまで隠す事にした。
  ﾊｲﾁﾞの意思だと思って…。
  母の作った棺桶に、ぬいぐるみ、洋服、お花ｲｯﾊﾟｲ詰めて、大好きな母のﾎﾟﾝﾁｮをかけてあげた。
  ずっと握っていた手だけは温かかった。
  すぐに三人で葬儀場にﾊｲﾁﾞを連れていきお葬式をした。
  お別れ全然信じられなかった。
  母から電話があった時、嘘をつくのがすごく辛かった。
  7／27→妹達が両親を駅まで迎えに行った時、予想通り、車中で母にﾊｲﾁﾞの事を聞かれ天国行ったよと言っても、お母さん理解できてないぽかったよ…と妹達から聞いた。
  しかしその直後、私も仕事からとんで帰ると、母は狂ったように泣いていた。
  ﾊｲﾁﾞを探す母が痛々しくて胸が苦しくて仕方がなかった。
  お母さん、嘘ついて本当にごめんなさい。
  でも母は私達を責めなかった。
  私達家族とﾊｲﾁﾞの絆はﾊﾝﾊﾟなかったね特にﾊｲﾁﾞと母
  超ﾏｻﾞｺﾝだったけど以前から旅行に行きたがっていた母の夢を最後に叶えてあげた男前なﾊｲﾁﾞ惚れる
  今日、院長先生から贈られてきたお花を持ってﾊｲﾁﾞのお墓に行った母。
  ﾊｲﾁﾞと話したら穏やかになっていた。
  ﾊｲちゃんよく頑張ったね
  ﾊｲちゃんありがと
  天国でﾐﾝﾄと仲良くね