そらさんの日記

更新する

- 2011/3/24 11:13
- 震災の風評
- コメント(1)
- 閲覧(78)
- 地震からもうすぐ２週間。連日、政府の発表やﾏｽｺﾐの報道が流れる中、一方を攻め立てるｶｷｺﾐも目立ち何とも悲しい限りです
  
  始めは買い占め。そして節電。今は水、野菜、牛乳でしょうか…。
  
  ご存知の方もいると思いますが、うちは都内で24時間の便利なお店を営業しています。
  
  あの日、お店で起きた事。その後、お店から商品が消えるに至るまでの事実は以下の通りです。
  
  地震発生直後から約１時間、やっと一般の電話が繋がり様子を聞けました。
  
  その後、都内全域で電車がｽﾄｯﾌﾟし、週末に自宅に帰る事が出来ない帰宅難民の方々が都内に溢れます。
  
  その方たちが食事するために飲食店に入り、品切れで閉店する飲食店が相次いで、食事が出来なかった人達はコンビニに食料を買いに。
  
  一晩でお店にあった食べ物のほぼ全てが消えました。
  
  買いだめではなく、あまりにも多くの人達が普通にその夜食べるものを買って行っただけです。
  そして棚が空っぽになったまま、翌日以降、食べ物はほとんど入って来なくなり、帰宅難民の方々が食べるものもなくなりました。
  
  なんとか自宅に帰ろうとﾚﾝﾀｶｰを借りる人も多かったようなのでｶﾞｿﾘﾝが一気に売られた最初のｷｯｶｹはｺﾚかもしれません。
  
  食べ物が届かない理由は一部の工場が浸水または決壊した事。配送の問題。そしていちばんは、飲料とおにぎり、カップ麺のほとんどが被災地に送られる事になったからです。
  
  今もまだ、発注すら出来ません。数日前から本部が自動で振り分けし、少しずつ入ってくるようにはなりました。
  
  確かに買いだめした人もいるのは事実でしょう。でもそれはきっとごく一部。
  
  ﾚｼﾞ横の募金箱。普段は一円や十円単位のお釣りを入れていく人も減った中で、震災以降は千円や五千円で買い物し、お釣りを全て入れていくお客様が驚くほど多いです。
  
  今また水や野菜について問題になってますが、乳児の水摂取以外は、年間摂取量がいちばん多い県民が食べている量の数倍の量を毎日毎日食べ続けたりしなければ何の問題もないそうです。
  
  ACに耳障りとのｸﾚｰﾑがあったそうですが、耳障りなほどを付けていられるという、その行動を逆に見直して欲しいとすら思います。
  
  最後に…原発で作業している方々とそのご家族には本当に感謝です。