三角コーナーさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2011/7/11 20:37
- シリアスなデキる女を演出
-
- コメント(13)
- 閲覧(86)
-
-
- 今月も三角コーナーちゃんによるオススメの一本を紹介しちゃうよ!今回のは内容が内容なのでふざけずに真面目に薦めちゃうから気をつけてね!さてその映画、とは。
「その街のこども」
邦画です、森山未來が好きなので私は見ましたが…なんと!なんともこれは誰かに薦めざるを得ない!!!!まぁ森山未來はかっこよかったぜ鼻血もんだぜモルスァ!!!!という感想を最初書こうとしてたけどやめた!
ざっとあらすじを紹介すると、子供時代に阪神淡路大震災に遭ったサトエリと森山未來が、追悼の集いがある前日に、神戸駅で偶然知り合い(逆ナンてきなナンパ的なもうよくわからんけど見たら分かる)ひょんな事から震災から15年後の一晩を一緒に過ごしちゃうちょっといやらしいお話
というまぁいやらしいのは嘘なのだが…
とにかくリアル。二人の会話、カメラワーク、全てに圧倒的なリアリティがあった。
音楽とかもオシャンティで会話とかも若い人向けであげぽよ作品。一見オシャンティな大学生とか好きそうですね的な作品。けれど演出じみた、いかにもなカットもないし、分かりやすいお涙頂戴もあるわけじゃない。
ただ終始、緩いロードムービーという感じなのだが、一つ一つの何気ない会話や仕草に抱えた物ややり場の無い絶望感が伝わってくる。
サトエリと森山未來の演技力もまた秀逸でこの緩い物語の中に起伏と葛藤を上手く感じさせていたように思う。それとドキュメンタリー映像のように基本的に後ろから撮るカメラワークは、物語ではなくあくまで二人の人物をストイックに捉えていて更にその二人の細やかな演技を支えているように感じました。
ただ歩いて話すだけ。一言で言えばそうなのだけど、それでは言い切れないものがある映画でした。私は凄く好きです。
この映画を見た後「あー」ってなるのが私の素直な感想。例え私自身が知らない事、経験した事で無くても、それは今も誰かが苦しみ続けているのかと。
こんな今の日本だからこそ見て欲しい、さぁTSUTAYAに走り、そんでもって募金して帰ってきな!っていう三角コーナーのどや顔映画評論でした。
で、こういうシリアスな真面目な私ってどう?どう?どう?素敵?素敵すぎるくらい素敵?
- 今月も三角コーナーちゃんによるオススメの一本を紹介しちゃうよ!今回のは内容が内容なのでふざけずに真面目に薦めちゃうから気をつけてね!さてその映画、とは。