かにさんの日記

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- 2010/10/26 23:56
- 初日記
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- 10月26日雨～雪。
  前日亡くなった祖母の納棺を見に朝青森市から大鰐まで家族を乗せ高速を走る。少し眠いなあと思い、音楽をかけると後ろで寝ている母と姉に揃ってウルサい！と言われ、仕方ないから窓を少し空けると父と妹に「寒いんじゃ！閉めろ」と言われ（しかもその二人も寝てた）ちょっとムスッとしながら運転して目的地に到着。納棺の時間になり地元の和尚さんが来て、祖母の居る部屋にみんな入っ…らないので引き戸を外し、身内は部屋、自分は廊下に直座り。
  寒い。尋常じゃなく寒い。狭い部屋にストーブが二台ずつ有るのに廊下は車庫と玄関が一直線なので冷たい風と冷たい廊下で負けそう。又ちょっとムスッとして我慢しながら何言っているか分からないお経を聴いて五分…十分…十五…会いたかった～会いたかった～イェ～い！誰だよマナーにしてない奴はと親戚連中を見渡した！…あれ親戚連中も見渡してる！？どういう事なんだ(?_?)
  お経が止む。
  和尚「失礼。」
  えぇマジあれどうみても六十半ば過ぎのおっさんがAKBかよ！いやいや、それよりお経の途中で電話出るなよ！よっぽど緊急か？耳をすます。女性の声だ。所々聞こえた内容は…「今日は夜ご飯は食べるの」（自分にはこう聞こえた）完全な私用かよこっちは寒くてイライラが溜まって思わず「おいおい。信じらんねーなぁ」和尚を睨んで一言。和尚こっちを見ない。「失礼」こっちを見ないで一言。携帯をそのまま仕舞う。イヤイヤ、マナーか電源切れよ！お経読む坊主。三十分位たって「今夜でお別れなのでよく顔を見てね、これが今生のお別れなのでね、最後の挨拶してね、明日はもう骨だけだからね、最後に今生の別れをしてね、じゃあはいどうぞ。」強調しすぎでしょ。んで坊主帰る。玄関出たら直ぐ携帯出して笑って電話しながら帰る坊主見て
  自分「明日あの坊主替えられないの？」母「う～ん…」明日もあの坊主に任せるのは不安だ…