☆ルドルフ☆さんとモバ友になろう!
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- 2011/10/6 15:30
- 皇帝ルドルフ
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- 1984年
日本競馬はこれ以上ないほどに湧いていました。
前年に三冠を達成したミスターシービーは、黒い毛色にスマートな馬体をした美しい馬であり、常識はずれな追い込みを見せてファンを喜ばせていましたが、まさか次の年にも三冠馬が出るとは、誰も思わなかったことでしょう。
ビゼンニシキとシンボリルドルフ
二頭は無敗のまま皐月賞の前哨戦である弥生賞で激突しました。
人気はビゼンニシキに集中し、ルドルフは力が少し及ばないと言われていました。
しかし、結果はルドルフの圧勝。
圧勝どころではない――ルドルフはビゼンニシキと遊んでいるかのように走り、ビゼンニシキは全力で走ったにもかかわらず完敗。
もうルドルフに敵はいなかった。
皐月賞、ダービー、菊花賞
負けない、負けられない、負ける気がしない。
ダービーのレース中のエピソードにこんなものがある。
主戦騎手である岡部幸雄が、焦って最終コーナーで仕掛けたところ、ルドルフは全く動かなかった。
さらに焦る岡部だが、その時ルドルフから声が聞こえたという。
「焦るな。 勝負はまだこれからだろ」
結果、ルドルフは危なげなく勝ってしまった。
岡部騎手は、後にこれを「ルドルフに競馬を教えられた」と語っている。
- 1984年