りゅうのすけさんとモバ友になろう!
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- 2011/9/20 0:29
- 《6歳年上の彼女6》
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- こんな一瞬で人と打ち解けたのは、生まれて初めてでした。
あれは完全にあの時のお兄さんの人柄のお陰。
お兄さんは大塚さんの方をチラ見し僕にこんな質問をしてきました。
『彼女?』
その質問に何故かドキっとした僕。
本心としては
だといいのに、、、。
そう思いながらも彼女に魅了されている自分。
『いいえ。そんな関係じゃないですよ(^_^)』
渾身の作り笑顔で自分の気持ちをごまかすようにその質問を否定し
『そうなんだ(・o・)』
と頷くお兄さん。
しばらくして大塚さんは車に戻ってきました。
すると、お兄さんの車内にいた女の子達が大塚さんを見るやいなや
『綺麗』
『かわいい』
この言葉を連呼。
初対面でコレ程まで言わせるとは大塚さんはやはりかなりのルックスの持ち主なんだなと改めて認識させられました。
すると運転手のお兄さん。
『運転教えてたんですか?』
戻ってきた大塚さんに話しかけ
『うん。ちょっと弟に運転教えてた』
それを聞いたお兄さんはガンバレよ!バリの顔でこっちに目線をあわせ
程なくして僕等はコンビニを後にしたのです。
先程大塚さんのとっさに出た言葉。
『弟に運転教えていたの』
やっぱり俺は弟としてしか見られていないんだな、、、。
そんな事を考えながら少し憂鬱な気分になりながらも、またあてのないドライブへとでた二人。
あてはなくても何処かないものか。
ちょうど夏の暑いシーズンだった為に
自ずと海が見える場所にでも行ってみようかとそんな話しになりました。
話し合いの結果海が一望できる瀬長島と言う場所に行く事になり、そこへと車を走らせた二人。
その瀬長島という場所。
ちょっとした若者のデートスポットになっていて噂によると車の中で夜な夜なエッチをしてしまうカップルもいるという。
大塚さんそれを知ってか知らずか瀬長島に行く事になったのですが
僕はその話しを耳にした事があったので
少し意識はしてしまうものの自分の中に鉄のルールを作ったのです。
純粋に海を少し眺めたら家に帰ると!
やはりそんな考えになったのも弟として見てくれている大塚さんの気持ちを裏切る事はできないなとそう思えたからです。
だから僕は心に決めたのでした弟のような存在でいようと
続く。
- こんな一瞬で人と打ち解けたのは、生まれて初めてでした。