大福さんとモバ友になろう!
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- 2013/11/3 8:49
- 大福の奇妙な考え
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- 小さい頃は、知識や経験を積み重ねていけば、究極の人間になれると信じていた。
しかし、年齢を重ねるごとに知識や経験と引き換えに、体力や情熱を失っていくことを思いしらされた。
人間一人の力などは、ちっぽけなもので、大きな潮流の前では、抗うこともできず、飲みこまれてしまう。また人間の時間には限りがあり、どんなに努力したところで、行き着くところには限界がある。
大福は考えた。人間という存在を越えていかなければ、究極の人間にはなれないのだと
そこで大福は、石仮面を探す旅にでることにした。
しかし、大福は思った。石仮面をつけて、吸血鬼になったところで、それを越える究極生命体の食べ物にされてしまうことを…。
そこで大福は考えた。あらゆる生物の頂点にあり、死を超越した究極生命体になればよいのだと
しかし、大福は思った。究極生命体になれたとしても、火山の噴火に巻き込まれ、大気圏外に放り出されれば、死ぬこともできずに、宇宙空間を永久に漂う存在になってしまうことを。
宇宙空間をさまよい続ける大福を、どのようにして地球に帰還させればよいのかを考えているうちに、ひとつの夜は更けていった
そして大福は気づいた。人間に与えられた時間には限りがあり、その時間に中でやるべきことは、こんなことではないと
そのうち大福は、考えるのをやめた
- 小さい頃は、知識や経験を積み重ねていけば、究極の人間になれると信じていた。