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    • 2014/5/8 8:39
    • おてんば姫クドゥーナの冒険⑪
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      「納得いかないようだねぇ目付きの鋭いキミ?まぁ、俺だって分からないしハルカにも分からないようだ。」


      …目付きの鋭い?


      「あぁ、申し遅れた…俺はグラスガルドの…」


      何やら作風にそぐわない感じでコダマンが自己紹介をしようとしたところ…

      クドゥーナが何か言いたげに動こうとしたのを制しながら…て言うか、もろにクドゥーナの口を押さえたコダマンが続けた。


      「武道家のコダマン。こちらクドゥーナ姫だ。」


      そこでシゲオが何か言いたげに動こうとしたのを制しながら…て言うか、もろにシゲオの口を押さえたクドゥーナが続けた。
      (かなり滑稽な3人に見えるだろうなぁ)


      「で、こっちがオマケのシゲオ!」


      口だけでなく鼻まで塞がれたシゲオがもがいたのは言うまでもない。


      「はは。中々キミ達面白いねぇ。いや、真面目に話そう…グラスガルドの事は、ハルカの水晶玉で知ったよ。ユグドゥールは魔界を束ねて魔王になったんだね。」


      シゲオの口鼻を押さえていたクドゥーナが、シゲオを放り投げると、ヨシトに叫ぶように言った。


      「あの呪いを解けるの!?」


      放り投げられ文句を言いかけたシゲオだったが、その返答を待った。


       

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