源氏の鎧さんとモバ友になろう!
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- 2014/1/12 5:30
- おてんば姫クドゥーナの冒険・第2章⑨
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「おい?手伝おうか?」
睨み合ったままのチャラ男にコダマンが声を掛けたが、それがきっかけになったのかチャラ男が動いた。
「心配ゴム用品!」
と、訳の分からない掛け声を上げ、ジャンプ一閃、チャラ男は持っていた杖をアイシクルに向かって刀のように降り下ろした。
…普通の武器じゃあ通用しないぞ
…いや待てあの杖は!?
チャラ男の一撃がアイシクルのほとんど全体が顔面のど真ん中にヒット。
ピシピシ☆
アイシクルは粉々に砕け散った。
「軽い軽い♪」
そう言うチャラ男にコダマンは、
「軽いのはお前だ」と言いたかったが…
「それはただの杖じゃないな?」
「ピンポ~ン!チミィ中々するどぅいねぃ?こいつわぁハルカに貰ったのさ。」
「ハルカ?あなた賢者ハルカを知ってるの!?」
いつの間にかコンビニから出てきていたクドゥーナが、カップスープを持ったまま叫ぶように尋ねる。
「ワイらハルカを探しに来てんねん。」
同じくカップスープは持ったままのシゲオが尋ねる。
「もちろん知ってるねぃ。てかチミ達さっき…」
「さっき?」
「ハルカに会ってるねぃ。」
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