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    • 2013/11/10 6:48
    • おてんば姫クドゥーナの冒険・第2章④
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      無茶振りなゲームを題材として生まれたキャラクターらしく、クドゥーナはショウに噛みつく勢いで続ける。


      「知ってるんなら早く教えなさいよ!」


      「うぅ…魔界へ行くには[鍵]が要るんだ。」


      「鍵?それならサクッと行けそうねぇ!」


      「鍵があればね…」


      ショウは困ったような表情で言った。
      何故なら[鍵]を手に入れるには、無茶振りゲームの無茶振りイベントに参加し、無茶振り設定の条件をクリアしなければならないからだった。


      「今はイベントやってないし…けど賢者ハルカなら他の方法を知ってる…かも知れないんだ。」


      「賢者ハルカ?何だか美味しそうなお菓子みたいな名前ねぇ?」






      ザクザクザクザク…


      クドゥーナは、コダマンとシゲオと共に雪深い山道を賢者ハルカの住む村へと進んでいた。
      ショウは修行のやり直しだとか言ってロード・マジェスティの元へ向かった…と、言うかクドゥーナから体よく逃げたみたいな感じだった。


      …そやけど姫はあの格好で寒くないんかなぁ?


      少し吹雪だした中、シゲオはそんな事を考えていた。


       

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