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- 2010/8/27 22:15
- 陽だまり
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- 一応、前の
で話してなさそうな怪談をば…でも、そんなに怖くないヤツね
去年の9月から今年の2月まで、地元で警備員として働いてた
なまじ道に詳しいからと、とんでもない遠方の山ん中によく行かされた
俺が立ってる50㍍先の雪の中を、猪が飛び跳ねてたり
現場は山の上だし、民家と現場事務所は下って行った下だし…孤立無援
たまたま雪の中に埋もれてたスコップ見つけて、猪とにらみ合ったりね
で、これから話すのはお隣の鳥取県に近い現場まで、毎日往復120~160km走って通ってた時の話
フクロウをレスキューしたり、猪が農道を封鎖してた頃の話を覚えてる人、居るかな?
その日も1人で現場事務所に行き、で現場まで移動。
ケーブル設置だから、あちこち移動するワケで、1人片行をしていた…知らない人の為に言うと、1人片行は警備員1人で左右から来るを止めたり、通行させたりする方法
と言っても、山ん中だから、ほとんどなんて来ない。
ポカポカと暖かい日差しの中、猫が道路まで出て来て日向ぼっこしてた
で、少し見通し良くなるかと2㍍ばかり移動したら、その空間だけ冷蔵庫の中みたいな冷た~い空気が流れてる
耳元では、
ゴー………ッ
と空気が流れる音。
風は全く吹いてないのにね
見るとそこは立派な一軒家
そのお宅の空間だけ、空気が異常。
先ず、異常な湿気。
晴れたら太陽の光が当たる場所に、苔がビッシリ
植えた苔じゃなく、自生する苔。
そして、異常な冷気。
僅かに2㍍を移動しただけで、気温が激変するって考えられる
小春日和の、日差しの中でだよ
暇だったから、何度も移動して確認して、原因究明したくなった。
…けど、すぐに原因解っちゃった
そのお宅の正面…そこは下りの傾斜になってて、川を挟んで上りになった山の斜面。
そこに、周りを樹に囲まれて日差しの当たらない、古いお墓が数個。
墓石には苔が生えてて、その墓石から凄いドロドロした「念」が流れてる
きっと、御先祖様たちも、日差しを浴びたかったんだろうね。
で、空気をおかしくして訴えてたワケ
正直、怨霊化しかけてたよ
関わらない方が身の為、俺には何も出来ないし
もっと怖い話の方が良かったかな
- 一応、前の