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- 2015/2/6 16:59
- 剣道部あるある3
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- こちらは前2つの続きとなります。
人物紹介などは最初のものをご覧下さい。
剣道部あるあ…ねーよ。
時代に選ばれなかったコーチ
わんわん『ミァレさんとこのコーチはどんな人でした?』
ミァレ『高校は凡庸だった、中学時代が今でも忘れられん、順番に話そう』
ミァレの中学時代、剣道に多大な影響を与えた先生がいたらしい。
担任の受持ちクラスでもあったらしく仲も良かった。
指導力もあり、それまで後の先から先に踏み出せない気持ちだったミァレに、『1歩、踏み出してみろ』とアドバイスしてくれた。
体格が上の相手が構える上段が苦手だったが、一本取れるようにしてくれたという。
ミァレにとっては親や祖父母以外で初めて尊敬できる大人だったらしい。
ミァレ『いい人なんだよ、ただ時代錯誤気味でな。』
事件が起きたのはとある親善試合の翌日だ。
その日先生はいなかった。
普通に練習してたら、部室に教頭たちが来た
『君たち、今朝、先生は来ているかい?先生は今日、どこにいるか聞いていたかい?』
と、妙に探りを入れつつ、神妙に聞いてくる。
生徒は知らなかった。
教頭から衝撃の事実が。
今、先生は警察のご厄介になってる。昨日の試合相手に道場破りをしたらしい。
剣道部全員
( ̄□ ̄;)!!
実は些細な行き違いと、非常識な行動が原因だった。
先日の親善試合の相手のコーチは、実は先生の恩師だった。
再会に運命を感じ、高揚した先生は出稽古を申し出ようと思った、他にはなにも思わんかった。
車で乗り付け、よりにもよって車内で胴着をつけてから体育館に乗り込んだ。
知り合いがいるとはいえ、
いきなり他校の教師がそんな格好で現れて交渉なんか出来るはずもない、そもそも顔が隠れていたのがまずかった。
しかも先生は抵抗した。
数分後パトカーに裏門から連れていかれたらしい。
わんわん(ノ∀`)アチャー
ミァレ『しかも取調室で腰のものを外さなかったからな、これは武士の魂なんですっとか言って』
ミァレ『まあ謹慎と試合禁止1ヶ月とは聞かされた、ラッキーどころじゃない。先生の恩師の人が奔走したんかもな』
わっち『その後は?』
ミァレ『なんか、ちょくちょくあったな。河原で二人でトレーニングしてたら職質されたり』
警察『君、大丈夫かい?』
ミァレ『いや、彼は先生っすよ』
- こちらは前2つの続きとなります。