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- 2013/7/11 13:07
- ザル蕎麦考
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- ザル蕎麦を美味しく頂くには申し分のない季節。
新蕎麦の香りがどうこう言う話もあるが、信州や北海道など産地により新蕎麦の時期も異なる上、昨今の管理流通技術の向上を考えればさして気にする事もあるまい。
ザル蕎麦を味わう上でより大きな要素はやはり気温である。
今日、偶然にも小憎らしい蕎麦屋に出会った。表通りから一本中へ入った裏通り、実際の歴史は知らぬが古民家風で小癪にも松など植えてある。
大座敷に通され十割蕎麦大盛り鴨居、砂壁、縁側…徹底した和空間に目を取られ気づくのが遅れた。エアコンがない
壁付けの扇風機が零戦の如くフル稼働しているがギリ堪えられるレベル。よりザルが待ち遠しい、憎い演出だ。
ズズ…硬い歯ざわりが心地好いコンビニやスーパーの蕎麦のように歯にネチャっとくっつかない潔さを感じる。ズルルッ
啜り上げるにちょうど良い長さかつ硬さ。憎い…
ツユがまた甘辛く濃すぎる。いつもジャブ漬けしてたまには人目を忍んで飲んだりもするが、これは濃すぎる。故に粋な江戸っ子よろしく蕎麦の下半分をつける程度で啜り上げる、憎い…
いや~憎たらしい店だ。
- ザル蕎麦を美味しく頂くには申し分のない季節。