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- 2021/2/13 14:18
- 八丈島名物の玉石垣丸石が貴重素材
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- 「八丈砥石は水でも油でも研げる仕上げ砥石なんです。10000番より目が細かく硬いのに粗くない。水や油も、ほんのひと垂らしでいい」
2021年4月1日(木)、八丈島南原千畳敷のカフェバー「YELLOW 8」(黄八丈の意)で、砥石及び風鈴・石琴などの展示販売が行われるようになるそう。
日本では砥石を水に、アメリカなどでは油を使う油砥石が主流。
世界的に有名な油砥石アーカンサス砥石は、元々油を含み油がよくなじむが、天然石の原石は資源が枯渇し人造砥石で代用されている。
「ステンレス鋼でも炭素鋼でも、金属系の刃物なら研ぐことができ、安来鋼やチタン含有鋼も研げます。硬くて減りが少く一生使える一点ものです」
「若い頃にブロック屋をしていて石に詳しくなった。都立病院での施設保守管理時にメスなどステンレスの道具を研ぐこともあり砥石に関しても。移住前から島の石が砥石になることは気づいていました」
移住開墾時や近隣の玉石垣を観察し海岸を歩き、砥石に向いた石が多いことを確認した上で、八丈砥石工房立ち上げ。
「ここは国立公園なので、海岸に転がっている石は使えません。崩れた玉石垣や廃屋の礎石などを手に入れて、砥石に仕立てています」
厚さ1.5mmという世界一薄い砥石やペンシル形も。
「合羽橋にある老舗料理道具屋の釜浅商店に八丈砥石を持ち込んだところ、すぐ引き取って頂き追加注文も頂いております」
- 「八丈砥石は水でも油でも研げる仕上げ砥石なんです。10000番より目が細かく硬いのに粗くない。水や油も、ほんのひと垂らしでいい」