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- 2021/2/13 14:11
- 免疫不全対策『モノクローナル抗体』
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- ナショナルジオグラフィック日本版
免疫不全の患者は米国だけで約1000万人。人口の約3%。
遺伝性免疫不全疾患・関節リウマチ等の自己免疫疾患の患者・免疫抑制剤服用癌患者・臓器移植患者・他はココナッツの日記2021年2月8日分
[全身性自己免疫疾患][臓器特異性自己免疫疾患]参照
これまでウイルスから免疫不全を守るには「免疫グロブリン静注療法」だった。
健康ドナー血漿中の免疫グロブリンを患者に投与し広い範囲の感染症に対する抗体を付与する治療法。
免疫グロブリン製剤は、供給量が限られ高価で効果は3週間。特定ウイルスに対しての効果は不明。
モノクローナル抗体は特定ウイルス中和が可能。回復人血液から多種類の抗体を抽出し、動物を使って最適な抗体を選ぶ。
その抗体だけを産生するクローン細胞を作り大量培養。
人工的に作成したモノクローナル抗体が、ウイルスのスパイクタンパク質の重要な部位に結合すれば、ウイルスの繁殖を防げる。
現在、英アストラゼネカ、米リジェネロン・ファーマシューティカルズ、米イーライ・リリーなどの製薬会社が、免疫不全の人々をモノクローナル抗体で守れるかどうかの臨床試験を行っている。
モノクローナル抗体は速いペースで変異するウイルスには製品化出来なかったが、開発期間は10カ月程度に、効果持続期間も数カ月に伸びた。
1月下旬にモノクローナル抗体治療薬バムラニビマブの最終治験(第3相臨床試験)が、介護施設で新型コ口ナウイルス感染症にかかるリスクを80%下げたと発表。
《価格》
癌や自己免疫疾患のモノクローナル抗体は超高額。
治験薬広報担当者
「米国政府との契約では、1回の投与分の価格は2000ドル(約20万円)台です」
ちなみに、ファイザーとビオンテックのワクチンは1回20ドル(約2100円)、アストラゼネカのワクチンは1回4ドル(420円)。
「モノクローナル抗体は全員に投与するものではありません。安価で費用対効果の高いワクチンの接種を受けられない人のためのものです」
「対象者の少なさを考えれば、受け入れられるコストです」
米国政府は注文した150万回分のモノクローナル抗体を、患者が医療保険に加入しているかどうかにかかわらず、無料で提供することを約束しているという。
寛解(又は治癒直後)期で性交前児童の血液一定量を、鼻腔内や直腸粘膜に塗布すれば近い効果が得られるんじゃないかな。と思う。
- ナショナルジオグラフィック日本版